特許
J-GLOBAL ID:200903000049413411

音源回路の制御プログラムおよび音源回路の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 智典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-204456
公開番号(公開出願番号):特開2005-049497
出願日: 2003年07月31日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】音源装置にて生成可能な音色には、ホールドオン状態において外部からノートオフ信号が供給されると音源回路に対してノートオフの供給を保留すべき弦楽器等の第1種音色と、直ちにノートオフを指示すべきピアノ等の第2種音色とが併存する。両音色のアンサンブルを行う場合において、トランケート対象が一部の音色の発音チャンネルに偏ることを防止して自然なトランケート処理を行う。【解決手段】ノートオン信号を受信した際に空き発音チャンネルが検出されず(SP120)、ホールドオン状態であれば(SP140)、ノートオフを保留している発音チャンネルを検出するとともに(SP150)、既に音源回路でノートオフ状態に設定されている発音チャンネルを検出し(SP160)、これら双方のステップで検出された発音チャンネルの中からトランケートの対象とすべき発音チャンネルを決定する(SP170)。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
複数の発音チャンネルを有し、何れかの発音チャンネルに対してノートオン情報が供給されると該発音チャンネルにおいて楽音信号の生成を開始するとともに、該発音チャンネルに対してノートオフ情報が供給されると該発音チャンネルにおける楽音信号の消音処理を開始する音源回路を制御する音源回路の制御プログラムであって、 ホールドオン状態またはホールドオフ状態の何れかの状態をホールドレジスタに記憶させる過程と、 前記ホールドオン状態においてノートオフ信号を受信すると、該ノートオフ信号が第1種音色または第2種音色のうち何れに対するものであるかを判定する音色判定過程と、 前記音色判定過程において前記ノートオフ信号が前記第1種音色に対するものであると判定されたことを条件として、前記音源回路に対するノートオフ情報の供給を保留しつつ該ノートオフ信号に対応する発音チャンネルを特定する情報をノートオフ保留レジスタに記憶する過程と、 前記音色判定過程において前記ノートオフ信号が前記第2種音色に対するものであると判定されたことを条件として、前記音源回路に対して直ちにノートオフ情報を供給する過程と、 ノートオン信号を受信すると、空き発音チャンネルが存在するか否かを判定する空きチャンネル判定過程と、 前記空きチャンネル判定過程において前記空き発音チャンネルが存在しないと判定されたことを条件として、前記ノートオフ保留レジスタに記憶されている発音チャンネルおよび前記音源回路に対して既にノートオフ情報が供給されている発音チャンネルの双方の発音チャンネルから、強制的に解放すべきトランケート対象チャンネルを決定するトランケート対象チャンネル決定過程と、 該決定されたトランケート対象チャンネルを前記ノートオン信号に対して割り当てる割当過程と を処理装置に実行させることを特徴とする音源回路の制御プログラム。
IPC (1件):
G10H1/18
FI (1件):
G10H1/18 101
Fターム (3件):
5D378CC31 ,  5D378CC42 ,  5D378CC46
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • アルペジエータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-240376   出願人:ローランド株式会社
  • 特開昭58-097092
  • 電子楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220559   出願人:ヤマハ株式会社
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審査官引用 (4件)
  • アルペジエータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-240376   出願人:ローランド株式会社
  • 特開昭58-097092
  • 電子楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220559   出願人:ヤマハ株式会社
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