特許
J-GLOBAL ID:200903000231147239

自動車のパワーアシスト式ステアリング用ロータリバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-561094
公開番号(公開出願番号):特表2002-521262
出願日: 1999年07月17日
公開日(公表日): 2002年07月16日
要約:
【要約】自動車のパワーアシスト式ステアリング用ロータリバルブ1は、バルブ入力要素5に回転拘束状態で連結されたロータリバルブ体2と、バルブ出力部7に回転拘束状態で連結された制御用ブッシュ3とを備えている。これらバルブ部材2,3は、限定範囲で相対運動可能であるように同軸状に配置されている。両バルブ部材2,3は、制御用長手溝8,10を有し、これら制御用長手溝8,10は、加圧媒体の流れを制御するために互いに協働する。半径方向で内側に位置するバルブ部材2に設けられた制御用長手溝8は、同バルブ部材2の内部スペース13と連通している。内部スペース13には、トーションバースプリング12が転がり軸受14を介して支持されている。本発明のロータリバルブでは、バルブ部材2の内部スペース13から還流接続部18に向けての流体還流は、転がり軸受14を通じて行われる。
請求項(抜粋):
バルブ入力部(5)に回転拘束状態で連結された第1のバルブ部材と、バルブ出力部(7)に回転拘束状態で連結された第2のバルブ部材と、を備え、さらに、 - 前記第1のバルブ部材が、トーションバースプリング(12)とバックラッシュカップリング(6)の形態をなす機械的フォロワとを介して前記バルブ出力部(7)に連結され、 - 前記両バルブ部材が、バルブハウジング(4)内で相対運動可能であるように同軸状に配置されかつそれらの相対的回転は最大で前記バックラッシュカップリング(6)が許容する回転ストロークに限定され、 - 半径方向で外側に位置する前記バルブ部材がその内面に制御用長手溝(8)を有し、半径方向で内側に位置する前記バルブ部材がその外面に制御用長手溝(10)を有し、前記両制御用溝が、サーボモータの2つの作動スペースに向けての、及びそれらからの、並びに加圧媒体タンク向け還流接続部に向けての加圧媒体制御のために互いに協働するように構成された、自動車のパワーアシスト式ステアリング用ロータリバルブにおいて、 半径方向で内側に位置する前記バルブ部材に設けられ還流を制御するための前記制御用長手溝(8)から前記還流接続部(18)への還流は、転がり軸受(14,21)を通じて行われることを特徴とするロータリバルブ。
Fターム (3件):
3D033FD06 ,  3D033FD09 ,  3D033FD12
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • パワーステアリング装置のバルブ機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-081944   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 特開昭56-116565
  • 特開昭61-160362
全件表示

前のページに戻る