特許
J-GLOBAL ID:200903000265938928

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-266750
公開番号(公開出願番号):特開2003-074315
出願日: 2001年09月04日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 駆動回転体と従動回転体の組付角を常時所望通りの角度に確実に維持できるようにする。【解決手段】 複数の磁極を有する永久磁石ブロック29を、組付角操作機構5の中間回転体23に結合し、ヨークブロック30をレバー軸10に結合する。同ブロック30の各ヨーク39A,39Bは、永久磁石ブロック29に対向する複数の極歯を有する第1,第2極歯リング37,38を備え、これらの極歯が円周方向に沿って交互になるようにする。ヨーク39A,39B相互の極歯は設定ピッチずらす。電磁コイルブロック32をハウジング12に固定し、コイル33A,33Bの磁気入出部をエアギャッブを介して極歯リング37,38に対向させる。コイル33A,33Bの発生磁界を所定パターンで変化させる。中間回転体23は磁性材料によって形成し、永久磁石ブロック29の磁束を流れ易くする。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体と、カムシャフト若しくは同シャフトに結合された別体部材から成り、前記駆動回転体から動力を伝達される従動回転体と、前記駆動回転体と従動回転体のいずれか一方に設けられた径方向ガイドと、前記駆動回転体と従動回転体に対して相対回転可能に設けられ、前記径方向ガイドに対峙する側の面に渦巻き状ガイドを有する中間回転体と、前記径方向ガイドに径方向に変位可能に案内係合されると共に、軸方向の一方の端部に、前記渦巻き状ガイドに案内係合される係合部が設けられた複数の可動部材と、前記駆動回転体と従動回転体のいずれか他方のものの回転中心から離間した部位と前記可動部材とを枢支連結するリンクと、非回転部材に取り付けられ、前記中間回転体に駆動回転体及び従動回転体に対する相対的な回動操作力を付与する操作力付与手段と、を備え、前記操作力付与手段によって中間回転体を駆動回転体及び従動回転体に対して回動操作することにより、渦巻き状ガイドに係合した可動部材を径方向ガイドに沿わせて径方向に変位させ、その変位を前記リンクを介して駆動回転体と従動回転体の相対回動に変換する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記操作力付与手段を、前記中間回転体に取り付けられ、永久磁石による磁極が円周方向に沿って交互に現れるように構成された永久磁石ブロックと、この永久磁石ブロックの磁極面に対向する複数の極歯を有する第1極歯リング及び第2極歯リングを、互いの極歯が円周方向に沿って交互になるように組み合わせて成るヨークを複数組有し、そのヨーク相互が、互いの極歯が円周方向に沿って設定ピッチずれるように組み付けられると共に、全体が駆動回転体と従動回転体の一方に設けられたヨークブロックと、このヨークブロックの各ヨークに対応する複数相の電磁コイルを有し、各電磁コイルの磁気入出部が、対応するヨークの第1極歯リングと第2極歯リングにエアギャップを介して対向するように非回転部材に固定設置された電磁コイルブロックと、を備えた構成とし、前記中間回転体を磁性材料によって形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F01M 9/10
FI (2件):
F01L 1/34 Z ,  F01M 9/10 M
Fターム (15件):
3G013AA06 ,  3G013BC06 ,  3G013BD41 ,  3G018AB02 ,  3G018BA01 ,  3G018BA10 ,  3G018BA32 ,  3G018CA16 ,  3G018DA36 ,  3G018DA38 ,  3G018DA39 ,  3G018DA40 ,  3G018DA42 ,  3G018DA68 ,  3G018DA81
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る