特許
J-GLOBAL ID:200903000619427764

モータ駆動システムの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  武藤 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-137063
公開番号(公開出願番号):特開2006-320039
出願日: 2005年05月10日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】 正弦波PWM制御方式よりもモータ印加電圧の基本波成分が大きい変調方式による交流モータ制御において、モータ回転数の急変時にモータ電流を適切に制御する。【解決手段】 矩形波制御ブロック400により、コンバータ12の出力電圧VHを振幅とする矩形波電圧が交流モータM1へ印加される。交流モータM1のトルク制御は、基本的には、トルク偏差ΔTqに応じて矩形波電圧の電圧位相φvを変化させることにより行なわれる。モータ回転数Nmtが急激に変化した場合には、VH指令値修正部320により、モータ回転数の変化比に応じてコンバータ12の出力電圧VHの電圧指令値VH♯を設定する。これにより、制御応答性があまり高くないトルクフィードバック制御を待つことなく、モータ回転数の急変に対応させてモータ印加電圧を変化させてモータ電流の制御性を向上できる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
直流電圧を交流モータを駆動するための交流電圧に変換するインバータを備えたモータ駆動システムの制御装置であって、 前記交流モータに供給されるモータ電流を検出する電流検出手段と、 前記交流モータの回転速度を検出する回転数検出手段と、 前記交流モータの運転条件に応じて、前記インバータにおける前記電圧変換の制御方式を選択的に設定する制御方式選択手段と、 前記制御方式選択手段がベクトル制御による正弦波パルス幅変調方式に従って前記交流モータへの印加電圧を制御する第1の制御方式を選択した場合に、前記電流検出手段によって検出された前記モータ電流に基づいてトルク制御を行なう第1のモータ制御手段と、 前記制御方式選択手段が前記正弦波パルス幅変調方式よりも基本波成分が大きい電圧を出力する変調方式に従って前記交流モータへの印加電圧を制御する第2の制御方式を選択した場合に、前記電流検出手段によって検出された前記モータ電流に基づいてトルク制御を行なう第2のモータ制御手段と、 前記回転数検出手段の出力に基づき、前記第2の制御方式の選択中において、前記交流モータに所定値以上の回転数差が発生したことを検出する回転数差発生検出手段と、 前記回転数差発生検出手段によって前記所定値以上の回転数差の発生が検出された場合に、前記第2のモータ制御手段による前記交流モータへの印加電圧を前記回転数差に応じて修正するモータ電圧修正手段とを備える、モータ駆動システムの制御装置。
IPC (2件):
H02P 27/08 ,  H02P 27/06
FI (2件):
H02P7/63 302K ,  H02P7/63 302D
Fターム (13件):
5H505AA19 ,  5H505BB09 ,  5H505CC04 ,  5H505DD03 ,  5H505DD05 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505GG04 ,  5H505HA10 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ03 ,  5H505KK06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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