特許
J-GLOBAL ID:200903000851268087

視線検出方法および視線検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-429344
公開番号(公開出願番号):特開2005-185431
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】被検者の拘束の少ない状態で視線を正確に検出する検出方法および装置を提供する。【解決手段】座標系に対する瞳孔の位置を測定するための第1のカメラ10,11と、前記座標系の既知の位置に配置され角膜反射点を形成するための光源を備え、瞳孔の中心と角膜反射点間の距離rと前記距離rの前記座標系の座標軸に対する角度φのデータを取得する第2のカメラ12とを用いて前記各カメラからの情報により視線方向を演算する演算手段とを用いる被検者の視線検出方法である。関係式決定段階で、被検者に既知の点に注目させて測定を行い関係式を決定する。視線決定段階で、被検者を再度測定して、前記関係式を用いて視線を決定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
座標系に対する瞳孔の位置を測定するための第1のカメラと、 前記座標系の既知の位置に配置され角膜反射点を形成するための光源を備え、瞳孔の中心と角膜反射点間の距離rと前記距離rの前記座標系の座標軸に対する角度φのデータを取得する第2のカメラとを用いて前記各カメラからの情報により下記のステップを実行する視線方向を演算する演算手段とを用いる被検者の視線検出方法であって、 前記座標系の既知の一点Gに被検者を注目させ、前記第1のカメラにより前記被検者の瞳孔の位置の座標点Oに関するデータを取得するステップと、 前記被検者の状態において、前記第2のカメラにより角膜反射点のデータと前記反射点と瞳孔中心Pまでの距離rと前記座標軸と前記rとの傾きφを取得するステップと、 演算手段により前記第2のカメラの基準位置と瞳孔の中心を結ぶ線と前記被検者の視線との角度θを算出するステップと、 前記測定値および算出値に基づいてrに関連するr* とθの関係を示す式 θ=f(r* )を算出するステップとを含む関係式決定段階とおよび 前記座標系の未知の一点G’に被検者を注目させ、前記第1のカメラにより前記被検者の瞳孔の位置の座標点O’に関するデータを取得するステップと、 前記第2のカメラにより角膜反射点のデータと前記反射点と瞳孔中心Pまでの距離r’と前記座標軸と前記r’との傾きφ’を取得するステップと、 前記関係式を用いてθ’=f(r* ’)を算出し、前記傾きφ’,θ’から未知の一点 G’を得るステップとを含む視線決定段階と、 から構成した被検者の視線検出方法。
IPC (2件):
A61B3/113 ,  G06F3/033
FI (2件):
A61B3/10 B ,  G06F3/033 310A
Fターム (1件):
5B087BC32
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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