特許
J-GLOBAL ID:200903000938077083

回転留め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-200820
公開番号(公開出願番号):特開2009-034323
出願日: 2007年08月01日
公開日(公表日): 2009年02月19日
要約:
【課題】リクライニング装置の外歯部材を外周リングに対して、堅固にかつ高精度に挿通位置の位置決めを行える状態に組み付ける。【解決手段】リクライニング装置4の外周リング70は、互いに摺動し合って相対回転する円盤状の内歯部材10及び外歯部材20を軸方向に重合させた状態に保持する構成となっている。この外周リング70は、内歯部材10及び外歯部材20をそれぞれ外周面側から囲い込んだ状態に組み付ける円筒型形状に形成されており、先に挿通された内歯部材10の外盤面を保持面72と対面させた状態として両部材をその円筒内部に受け入れる。外周リング70の受入口側の開口端面は外歯部材20に形成された凸部20y・・を軸方向に受け入れ可能な明き70a・・を有した開断面形状に形成されており、外歯部材20は各凸部20y・・が各明き70a・・に軸方向に圧入されて嵌め込まれた状態として外周リング70に組み付けられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両用シートの傾動式シートバックのようにシートクッション等のベース側部材に対して回転移動可能に配設される可動側部材を、該ベース側部材に対して回転留め可能に連結する回転留め装置であって、 互いに摺動し合って相対回転する状態に軸方向に重合して組み付けられる二枚の円盤状の連結部材と、 該二枚の円盤状の連結部材を互いに軸方向に重合させて組み付けた状態に保持するための保持部材と、を有し、 前記二枚の連結部材は、前記可動側部材又は前記ベース側部材の相異なった側の部材とそれぞれ連結されており、互いの間に設けられた回転留め構造の作動状態によって互いの相対回転が行われる状態と留められる状態とに切換えられるようになっており、 前記保持部材は前記二枚の円盤状の連結部材をそれぞれ外周面側から囲い込んだ状態に組み付けられる円筒型形状に形成されており、該二枚の円盤状の連結部材を前記保持部材の円筒内部に軸方向に順に挿通することにより、先に挿通された一方側の連結部材の盤面が該保持部材の挿通方向側の端部に形成された軸方向に面を有する保持面と対面した状態として当該両連結部材が前記保持部材の円筒内部に組み付けられるようになっており、 前記保持部材の前記両連結部材の軸方向の挿通を受け入れる受入口側の開口端面は該保持部材の円筒内部に後に挿通される他方側の連結部材に形成された半径方向外方側に突出する凸部を軸方向に受け入れ可能な明きを有した開断面形状に形成されており、前記他方側の連結部材はその突出形成された前記凸部が前記保持部材の明きに軸方向に圧入されて嵌め込まれる構成となっていることを特徴とする回転留め装置。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/20
FI (2件):
A47C1/025 ,  B60N2/20
Fターム (6件):
3B087AA02 ,  3B087BD03 ,  3B099AA03 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA20
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両座席用の留め具
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2002-562594   出願人:カイペルゲーエムベーハーアンドカンパニーカーゲー
審査官引用 (3件)

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