特許
J-GLOBAL ID:200903000991495695

糸繰り装置付ミシン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042792
公開番号(公開出願番号):特開平11-207070
出願日: 1998年01月19日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 針糸道などの使用を省いて油漏れや塵埃の侵入防止、針棒の軽量化による縫製速度の高速化への対応が容易であり、しかも、針糸の過剰繰り出しを防止して締まりのよい縫製を行うことができるようにする。【解決手段】 先端部1Aに針棒3が上下方向に往復運動可能に支持されていると共に水平部1Bに針棒3を上下に往復駆動運動させる駆動主軸4が挿通支持されているミシンアーム部1の外側部に、定置針糸道13を通過した直後の針糸9の通し孔21aを有する針糸ガイド部材21と、先端部に針糸ガイド部材21の通し孔21aに通された針糸9を針8に向けて下降案内する第1の針糸繰り孔24Aが形成され、かつ、長手方向中間部に針糸ガイド部材21の通し孔21aと先端の第1の針糸繰り孔24Aとの間に掛け渡しされる針糸9の途中部分を下方(または上方)に屈曲させる第2の針糸繰り孔24Bが形成されている可動針糸繰り部材24とから構成された糸繰り装置20が設けられている。
請求項(抜粋):
先端部に針棒が上下方向に往復運動可能に支持されていると共に水平部に上記針棒を上下に往復駆動運動させる駆動主軸が挿通支持されているミシンアーム部及び先端部に縫いを構成する部品が収容されているミシンベッド部からなるミシンフレーム本体と、このミシンフレーム本体における上記ミシンアーム部の外側部に配置され、上記針棒の上下往復運動に同期して作動することにより糸調子器および定置針糸道を経て上記針棒の下端に取り付けられている針へ供給される針糸の繰り出しを制御する糸繰り装置とを備えているミシンであって、上記針棒には糸繰り具が全く付設されていないと共に、上記糸繰り装置は、上記定置針糸道を通過した直後の針糸の通し孔を有し、その通し孔の位置を上下に調整可能とする針糸ガイド部材と上記針棒の上下往復運動に同期して上下方向に往復駆動揺動される可動針糸繰り部材とから構成され、この可動針糸繰り部材の先端部には上記針糸ガイド部材の通し孔に通された針糸を上記針に向けて下降案内する第1の針糸繰り孔が形成されていると共に上記可動糸繰り部材の長手方向中間部には上記針糸ガイド部材の通し孔と上記第1の針糸繰り孔との間に掛け渡しされる針糸の途中部分を屈曲させる第2の針糸繰り孔が形成されていることを特徴とする糸繰り装置付ミシン。
IPC (2件):
D05B 45/00 ,  D05B 1/10
FI (2件):
D05B 45/00 A ,  D05B 1/10 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (1件)
  • 糸繰り装置付ミシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-126233   出願人:ヤマトミシン製造株式会社

前のページに戻る