特許
J-GLOBAL ID:200903000998391585

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-406885
公開番号(公開出願番号):特開2005-162129
出願日: 2003年12月05日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】倍力液圧室の液圧に基づく反力およびブレーキ操作入力が釣り合うように制御ピストンが作動するのに応じて液圧発生源の出力液圧を調圧して倍力液圧室に作用せしめる液圧ブースタと、操作ストローク感を得るようにしてブレーキ操作部材および制御ピストン間に設けられるストロークシミュレータとを備える車両用ブレーキ装置において、直列に接続される弾性体および金属製のばね部材を用いてストロークシミュレータを構成する上で弾性体のへたりが生じてもブレーキ操作部材の無効ストロークが大きくなることを回避する。【解決手段】ストロークシミュレータ14は、弾性材料から成る弾性体167と、該弾性体167よりもばね定数の小さな金属製のばね部材168とが、該ばね部材168で弾性体167に予め荷重を加えた状態で、ブレーキ操作部材に連なる入力部材166および制御ピストン90間に直列に介装されて成る。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
倍力液圧室(25)に背面を臨ませたマスタピストン(26)がケーシング(15)に摺動可能に収容されるマスタシリンダ(M)と、前記倍力液圧室(25)の液圧に基づく反力ならびにブレーキ操作部材(11)からのブレーキ操作入力が釣り合うように作動する制御ピストン(90)を有するとともに該制御ピストン(90)が軸方向に作動するのに応じて液圧発生源(12)の出力液圧を調圧して前記倍力液圧室(25)に作用せしめる液圧ブースタ(13)と、前記ブレーキ操作部材(11)の操作ストローク感を得るようにして前記ブレーキ操作部材(11)および前記制御ピストン(90)間に設けられるストロークシミュレータ(14,14′)とを備え、前記マスタシリンダ(M)が車輪ブレーキ(BA,BB,BC,BD)に接続される車両用ブレーキ装置において、前記ストロークシミュレータ(14)は、弾性材料から成る弾性体(167,167′)と、該弾性体(167,167′)よりもばね定数の小さな金属製のばね部材(168)とが、該ばね部材(168)で前記弾性体(167,167′)に予め荷重を加えた状態で、前記ブレーキ操作部材(11)に連なる入力部材(166)および前記制御ピストン(90)間に直列に介装されて成ることを特徴とする車両ブレーキ装置。
IPC (1件):
B60T13/12
FI (1件):
B60T13/12 Z
Fターム (8件):
3D048BB25 ,  3D048CC08 ,  3D048GG21 ,  3D048HH15 ,  3D048HH26 ,  3D048HH42 ,  3D048HH46 ,  3D048PP01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3209540公報
審査官引用 (4件)
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