特許
J-GLOBAL ID:200903001011059246

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-109018
公開番号(公開出願番号):特開2006-292370
出願日: 2005年04月05日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】超音波素子固有の遅延時間を排除して、超音波の真の伝搬時間を求めることを可能にする。【解決手段】順方向片道計測時間Ta1を計測し(ステップS101)、順方向往復計測時間Ta2を計測し(ステップS102)、逆方向片道計測時間Tb1を計測し(ステップS103)、逆方向往復計測時間Tb2を計測して(ステップS104)、予め流量ゼロでの超音波素子の送信遅延時間差ΔTt0を求めておき、流量に比例する伝搬時間差ΔT=Tdu-TudをΔT=(Tb2-Ta2)+(Tb1-Ta1)+ΔTt0で求め(ステップS105)、この結果を用いて流速vおよび流量Qの演算を行う(ステップS106,S107)。【選択図】図4
請求項(抜粋):
流体が流通する流路に、前記流体の流れ方向上手側または下手側に向けて超音波を発振することが可能であって、流れ方向上手側または下手側から到来する超音波を受信することが可能な一対の超音波素子を設け、超音波がそれら超音波素子間を伝搬する時間を時間計測手段にて計測し、その計測結果に基づいて流量を求めるようにした超音波流量計において、 流れ方向上手側の超音波素子から超音波が流体中に送出されて、流れ方向下手側の超音波素子に伝搬するまでの時間を順方向伝搬時間Tudとし、流れ方向下手側の超音波素子から超音波が流体中に送出されて、流れ方向上手側の超音波素子に伝搬するまでの時間を逆方向伝搬時間Tduとしたときに、流れ方向上手側の超音波素子に超音波発振信号を印加してから、流れ方向下手側の超音波素子で超音波が検出されるまでの順方向片道計測時間Ta1と、流れ方向上手側の超音波素子に超音波発振信号を印加してから、流れ方向上手側の超音波素子で超音波が検出されるまでの順方向往復計測時間Ta2と、流れ方向下手側の超音波素子に超音波発振信号を印加してから、流れ方向上手側の超音波素子で超音波が検出されるまでの逆方向片道計測時間Tb1と、流れ方向下手側の超音波素子に超音波発振信号を印加してから、流れ方向下手側の超音波素子で超音波が検出されるまでの逆方向往復計測時間Tb2と、を計測する時間計測手段と、 予め流量ゼロでの超音波素子の受信遅延時間差ΔTr0を、ΔTr0=(Ta2-Tb2)-(Ta1-Tb1)で求めておき、流量に比例する伝搬時間差ΔT=Tdu-TudをΔT=(Ta2-Tb2)-(Ta1-Tb1)-ΔTr0で求め、この結果を用いて、流量演算を行う演算手段と を備えることを特徴とする超音波流量計。
IPC (1件):
G01F 1/66
FI (1件):
G01F1/66 101
Fターム (2件):
2F035DA19 ,  2F035DA23
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 超音波流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-031978   出願人:リコーエレメックス株式会社
  • 超音波流量計および超音波流量計の自己診断方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-138949   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭58-167918
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審査官引用 (6件)
  • 超音波流量測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-187272   出願人:クローネアクチェンゲゼルシャフト
  • 超音波式メータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-242177   出願人:大阪瓦斯株式会社, 東京瓦斯株式会社, 東邦瓦斯株式会社
  • 超音波流速測定方法及び流速測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-047637   出願人:関西ガスメータ株式会社
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