特許
J-GLOBAL ID:200903001124612847

有害成分含有物の処理方法と処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050219
公開番号(公開出願番号):特開平11-248117
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 ハロゲン物質や硫黄成分を多量に含有する廃棄物を単一の回転処理炉で加熱し炭化処理して排出する場合、分解した有害成分が加熱処理炉内に充満し、残渣がこれを吸収するため、炭化処理物を再利用することはできない。【解決手段】 被処理物とアルカリ金属化合物の処理剤とを第1の加熱処理炉10で加熱処理して有害成分を分解し塩素系ガスおよび硫黄酸化物系ガスを析出すると同時に処理剤と反応させて無害な塩類(塩化物、亜硫酸塩)を生成することで、発生ガス及び残渣を無害化し、次に、この無害化処理された被処理物を別の第2の加熱処理炉20で炭化(灰化)処理して減容化し、ハロゲン物質および硫黄成分の含まない炭化物を取り出して再利用を図る。
請求項(抜粋):
有害成分を含有する被処理物を加熱処理して被処理物の減容化を行う処理方法において、前記加熱処理は、被処理物にアルカリ金属化合物の処理剤を添加して加熱炉で加熱し、被処理物から有害成分を分解析出させるとともに、アルカリ金属化合物と接触反応させて無害な塩類を生成することで排ガスの無害化と被処理物の無害化処理を行う分解反応工程と、該分解反応工程で処理した被処理物を炭化等により減容化する減容化工程とから成り、これら分解反応工程と減容化工程とは異なる熱処理炉で行うことを特徴とする有害成分含有物の処理方法。
IPC (4件):
F23G 5/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/20 ZAB
FI (5件):
F23G 5/00 ZAB B ,  F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 5/20 ZAB A ,  B09B 3/00 302 F ,  B09B 3/00 303 H
引用特許:
審査官引用 (7件)
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