特許
J-GLOBAL ID:200903001214200670

形状記憶合金を用いた可撓性発熱体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-178929
公開番号(公開出願番号):特開2008-010287
出願日: 2006年06月29日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】長さ方向に電気抵抗が安定している発熱線を用い、不使用時の折り畳み性と使用時の形状復元性の両方を容易に満足させ得る可撓性発熱体及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】所定の形状に形状記憶処理した形状記憶合金線を基材中に配置してなり、不使用時に基材中の形状記憶合金線がオーステナイト相からマルテンサイト相に変態することでその縦弾性係数が使用時の値よりも小さくなった状態で折り畳みし、使用時に基材中の形状記憶合金線がジュール熱で逆変態完了温度以上にまで加熱され、マルテンサイト相で与えられていた折り畳みによる塑性変形がオーステナイト相へと変態する際に除かれ、元の形状に戻る可撓性発熱体及びその製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
発熱線に通電することで電気抵抗を利用してジュール熱を発生させる面状発熱体であって、所定の形状に形状記憶処理した形状記憶合金線を基材中に配置してなり、不使用時に基材中の形状記憶合金線がオーステナイト相からマルテンサイト相に変態することでその縦弾性係数が使用時の値よりも小さくなった状態で折り畳みし、使用時に基材中の形状記憶合金線がジュール熱で逆変態完了温度以上にまで加熱され、マルテンサイト相で与えられていた折り畳みによる塑性変形がオーステナイト相へと変態する際に除かれ、元の形状に戻ることを特徴とする形状記憶合金を用いた可撓性発熱体。
IPC (5件):
H05B 3/20 ,  H05B 3/12 ,  H05B 3/00 ,  F24D 13/02 ,  A47G 27/02
FI (7件):
H05B3/20 345 ,  H05B3/12 A ,  H05B3/00 310D ,  H05B3/00 370 ,  F24D13/02 E ,  F24D13/02 G ,  A47G27/02 F
Fターム (33件):
3B120BC09 ,  3B120EB09 ,  3B120EB15 ,  3K034AA02 ,  3K034AA14 ,  3K034AA22 ,  3K034BA08 ,  3K034BA14 ,  3K034BB08 ,  3K034BB14 ,  3K034BC16 ,  3K058AA00 ,  3K058BA02 ,  3K058CA12 ,  3K058CA23 ,  3K058CE13 ,  3K058CE19 ,  3K058CE22 ,  3K058CE31 ,  3K092PP05 ,  3K092QA05 ,  3K092QB02 ,  3K092QB26 ,  3K092QB45 ,  3K092RE02 ,  3K092VV00 ,  3L072AA01 ,  3L072AB04 ,  3L072AC02 ,  3L072AD10 ,  3L072AD14 ,  3L072AD19 ,  3L072AF00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (11件)
  • 特開昭63-102191
  • 特開昭63-034880
  • 能動チューブ駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-101572   出願人:独立行政法人科学技術振興機構, 江刺正喜, 芳賀洋一
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