特許

J-GLOBAL ID：200903001319526880

γ-アミノ酪酸富化麹及び高塩分食品の製造方法

発明者： 菊地 恭二 ,  小池 静司 ,  桐原 広成 ,  風見 大司 ,  小倉 長雄 ,  土屋 俊子 ,  橋爪 智美
出願人/特許権者： 栃木県 ,  株式会社カザミ
代理人 (1件)： 岩橋 祐司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-316315
公開番号（公開出願番号）：特開2004-147560
出願日： 2002年10月30日
公開日（公表日）： 2004年05月27日
要約：

【課題】γ-アミノ酪酸の含有量が多く、作業が簡単なγ-アミノ酪酸富化麹及び高塩分濃度食品の製造方法を提供する。【解決手段】下記(A)〜(B)工程を含むγ-アミノ酪酸富化麹の製造方法。(A) 麹原料に、グルタミン酸を含む溶液を浸漬させ、加熱する工程。(B) (A)工程後、麹菌を添加し、製麹する工程。前記製造方法において、グルタミン酸を含む溶液にピリドキサールリン酸を添加することが好適である。下記(A)〜(C)工程を含むγ-アミノ酪酸富化高塩分濃度食品の製造方法である。(A) 麹原料に、グルタミン酸を含む溶液を浸漬させ、加熱する工程。(B) (A)工程後、麹菌を添加し、製麹する工程。(C) (B)工程後、塩分濃度5質量%以上とし、醸造する工程。

請求項（抜粋）：

下記(A)〜(B)工程を含むγ-アミノ酪酸富化麹の製造方法。 (A) 麹原料に、グルタミン酸を含む溶液を浸漬させ、加熱する工程。 (B) (A)工程後、麹菌を添加し、製麹する工程。

IPC (2件)：

C12N1/14 ,  A23L1/305

FI (2件)：

C12N1/14 101 ,  A23L1/305

Fターム (20件)：

4B018LB04 ,  4B018LE04 ,  4B018MD19 ,  4B018MD80 ,  4B018MD91 ,  4B018ME01 ,  4B018ME04 ,  4B018ME14 ,  4B018MF13 ,  4B065AA58X ,  4B065AA60X ,  4B065AA66X ,  4B065AA67X ,  4B065AA69X ,  4B065BA24 ,  4B065BB26 ,  4B065BB27 ,  4B065BD32 ,  4B065BD33 ,  4B065CA41

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 麹菌によるγ-アミノ酪酸の生産
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-358373   出願人：菊正宗酒造株式会社
• 麹菌を利用したγ-アミノ酪酸富化食品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-174032   出願人：栃木県
• グルタミン酸デカルボキシラーゼ遺伝子、ベクター、それを用いた形質転換体及びその利用
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-267604   出願人：菊正宗酒造株式会社
• γ-アミノ酪酸富化米およびその加工食品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-092837   出願人：株式会社エムアンドエム, 秋田県

引用文献：

審査官引用 (1件)

• 鹿児島県工業技術センター研究報告, 2001, 第14号, p.31-34