特許
J-GLOBAL ID:200903001461777602

ブラシレスモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-393705
公開番号(公開出願番号):特開2005-160182
出願日: 2003年11月25日
公開日(公表日): 2005年06月16日
要約:
【課題】複数相の電機子巻線の一方の相に発生する誘起電圧に基づき回転位置信号を遅延させる遅延量を調整することにより安定して駆動し、モータ電流の検出が不要となる。【解決手段】3相電機子巻線52のU相の通電が切り替わってから電機角50°後のタイミング(図2の矢印t7参照、θ=20°)で3相電機子巻線52のU相に発生している誘起電圧VF1を検出して、誘起電圧VF1と基準電圧Vcc/2との電位差VDを求める。 電位差VDが所定の範囲の-2[V]以上、かつ-1[V]以下であるかを判別して遅延量を調整する。3相の回転位置信号に調整した遅延量の遅延を行って3相の通電切替タイミング信号を出力する。 電位差VDを検出して遅延量を一定の電気角だけ調整する処理を繰り返すことで電位差VDを所定の範囲以内に収束させることができ、ブラシレスモータが安定して駆動する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
磁石回転子の回転速度及び回転方向を含む回転状態に応じて複数相の電機子巻線に発生する誘起電圧に基づき複数相の回転位置信号を検出し、前記複数相の回転位置信号を遅延させて通電切替タイミングを求め、前記通電切替タイミングで前記複数相の電機子巻線に電源による通電を行って回転磁界を発生させ、前記磁石回転子を回転させるブラシレスモータにおいて、 前記磁石回転子が回転する周期の所定のタイミングで前記複数相の電機子巻線の少なくとも一相に発生する誘起電圧の位相角関数情報を含んだ端子電圧を検出する一相端子電圧検出手段と、 前記電源の電圧から所定の基準電圧を発生させる基準電圧発生手段と、 前記一相端子電圧検出手段により検出した前記端子電圧と前記基準電圧発生手段により発生させた前記基準電圧とを比較して電位差を求める比較手段と、 前記比較手段により求めた前記電位差が所定の範囲となるように前記回転位置信号を遅延させる遅延量を調整する遅延量調整手段と、 を有することを特徴とするブラシレスモータ。
IPC (1件):
H02P6/18
FI (1件):
H02P6/02 371S
Fターム (11件):
5H560AA10 ,  5H560BB04 ,  5H560BB07 ,  5H560BB12 ,  5H560DA13 ,  5H560DB13 ,  5H560DC20 ,  5H560EB01 ,  5H560EC02 ,  5H560RR03 ,  5H560RR10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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