特許
J-GLOBAL ID:200903001667911275

可変容量圧縮機用制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-380826
公開番号(公開出願番号):特開2005-146860
出願日: 2003年11月11日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 吐出圧力が低いときに吸入圧力が上がらないように構成した内部可変制御方式の可変容量圧縮機用制御弁において、吐出圧力-吸入圧力の特性を低コストに変更できるようにする。【解決手段】 本発明にかかる可変容量圧縮機用制御弁11においては、弁本体20において、弁機構を収容するボディ21と感圧ロッド52を備えた圧力調整部50とが締結部を介して容易に分離可能に構成されている。このため、必要に応じて弁本体20から圧力調整部50を取り外し、感圧ロッドの受圧断面の異なる新たな圧力調整部に付け替えることで、可変容量圧縮機用制御弁11の吐出圧力-吸入圧力の特性を、仕様に応じて容易に変更することができる。その際、変更する部分は圧力調整部のみでよいため、低コストに取り替えることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
可変容量圧縮機の吸入室へ吸入される冷媒の吸入圧力に応じて動作する感圧部材を有するパワーエレメントと、 前記可変容量圧縮機の吐出室に連通されて吐出された冷媒の吐出圧力を受ける一方、前記可変容量圧縮機のクランク室に連通されて前記感圧部材の動作に応じて制御されたクランク室圧力を前記クランク室へ導出する弁本体と、 を備えた可変容量圧縮機用制御弁であって、 前記弁本体は、 一端が前記パワーエレメントに接続される一方、他端側が開放された筒状のボディと、 前記ボディ内に前記吐出圧力を導入するための第1の冷媒通路と、 前記クランク室圧力を導出するための第2の冷媒通路と、 前記第1の冷媒通路と前記第2の冷媒通路との間に設けられ、前記感圧部材の動作に応じて両冷媒通路を連通させる流路断面を調整する弁体を備え、前記弁体を制御することにより前記吐出圧力を減圧して前記クランク室圧力を生成する弁機構と、 前記第1の冷媒通路を介して前記弁体に付与される前記吐出圧力をキャンセルさせるキャンセル機構と、 前記ボディの他端に設けられた連結部を介して組み付けられてその開放部を閉塞する一方、前記吐出圧力を感知する受圧面を有する感圧ロッドを備え、前記吐出圧力が所定値を超えたときに前記弁体にその吐出圧力に応じた閉弁方向の付勢力を伝達して前記クランク室圧力を調整する圧力調整部と、 を有し、 前記圧力調整部は、前記連結部にて前記ボディから分離可能に構成されたことを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁。
IPC (2件):
F04B27/14 ,  F04B49/00
FI (2件):
F04B27/08 S ,  F04B49/00 361
Fターム (17件):
3H045AA04 ,  3H045AA12 ,  3H045AA27 ,  3H045BA12 ,  3H045BA31 ,  3H045CA01 ,  3H045CA13 ,  3H045DA25 ,  3H045EA13 ,  3H045EA33 ,  3H045EA42 ,  3H076AA06 ,  3H076BB32 ,  3H076CC20 ,  3H076CC41 ,  3H076CC84 ,  3H076CC85
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 可変容量型圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-258741   出願人:株式会社豊田自動織機製作所, イーグル工業株式会社
審査官引用 (3件)

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