特許
J-GLOBAL ID:200903001750213938

A/D変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 誠志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-094478
公開番号(公開出願番号):特開2006-279425
出願日: 2005年03月29日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 小規模な構成で誤差の少ない変換特性を実現する。【解決手段】 振幅位相算出手段52は、異なる複数の周波数成分を含む校正用信号が入力されたときにA/D変換器が所定期間出力するデジタル信号列に対してFFT演算処理を行い、校正用信号に含まれる各周波数成分の振幅と位相を求める。誤差特性算出手段53は算出された振幅と位相の基準値に対する誤差の周波数特性を求める。重み付け手段54は得られた位相誤差の周波数特性に対し、その周波数の上限に近づく程誤差が0に近くなるように重み付けする。係数算出手段55は、振幅誤差の周波数特性と、重み付け手段54によって重み付け処理された位相誤差の周波数特性とに基づいて、振幅誤差と位相誤差を補正するためのフィルタ係数を求める。変換対象信号が入力されたときにA/D変換器が出力するデジタル信号列に対し、前記得られた係数によるフィルタ処理を行い補正する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
アナログ信号をクロック信号に同期してサンプリングし、デジタル信号に変換するA/D変換器(23)と、 異なる複数の周波数成分を含む校正用信号が入力されたときに前記A/D変換器が所定期間出力するデジタル信号列に対してFFT演算処理を行い、前記校正用信号に含まれる各周波数成分の振幅と位相を求める振幅位相算出手段(52)と、 前記振幅位相算出手段によって得られた振幅と位相の基準値に対する誤差の周波数特性を求める誤差特性算出手段(53)と、 前記誤差特性算出手段によって得られた位相誤差の周波数特性に対し、その周波数の上限に近づく程誤差が0に近くなるように重み付けする重み付け手段(54)と、 前記誤差特性算出手段によって得られた振幅誤差の周波数特性と、前記重み付け手段によって重み付け処理された位相誤差の周波数特性とに基づいて、前記振幅誤差と位相誤差を補正するためのフィルタ係数を求める係数算出手段(55)と、 前記係数算出手段によって算出された係数を記憶する補正情報メモリ(35)と、 前記校正用信号に代わって変換対象信号が入力されたときに前記A/D変換器が出力するデジタル信号列に対し、前記補正情報メモリに記憶されている係数を用いてフィルタ処理を行う補正処理部(30)とを備えたA/D変換装置。
IPC (2件):
H03M 1/12 ,  H03M 1/10
FI (2件):
H03M1/12 C ,  H03M1/10 A
Fターム (9件):
5J022AA01 ,  5J022BA04 ,  5J022CA07 ,  5J022CB06 ,  5J022CC03 ,  5J022CD01 ,  5J022CD02 ,  5J022CE01 ,  5J022CF08
引用特許:
出願人引用 (3件)

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