特許
J-GLOBAL ID:200903001889906407

車両用電動式駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-156377
公開番号(公開出願番号):特開2000-309230
出願日: 1999年06月03日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エンジンで駆動されない左右の従動輪間に設ける電動式駆動装置であって、ドグクラッチの切換ミスにより動力伝達機構がモータトルクを左右の従動輪に駆動力として伝達する状態に保持されたまま旋回アシスト制御が行われることを防止する。【解決手段】 車速VRが発進アシスト制御を完了する第1の所定値VS1より高く設定した第2の所定値VS2以上になるまで旋回アシスト制御の実行を禁止する。VS2とこれより高く設定した第3の所定値VS3との間でVRの増加に伴い0から1まで増加する車速係数Kを設定し、旋回アシストモーメントの目標値MAをKを乗算したものに書き換えて、加速旋回中にVR≧VS2になって旋回アシスト制御が開始されたとき、VS2からVS3に加速されるまでの間に旋回アシストモーメントがMAに向けて徐々に増加されるようにする。
請求項(抜粋):
前輪と後輪との一方をエンジンで駆動される駆動輪、他方を従動輪とする車両の左右の従動輪間に設ける車両用電動式駆動装置であって、電動モータと、電動モータの出力トルクを左右の従動輪に共に駆動力として伝達する第1の状態と、電動モータの出力トルクを左右の従動輪の一方に駆動力、他方に制動力として伝達する第2の状態とに切換自在な動力伝達機構と、動力伝達機構を第1の状態と第2の状態とに切換える、ソレノイドで切換動作されるドグクラッチとを備え、車両の発進時に、動力伝達機構を第1の状態に切換えて電動モータを駆動することにより左右の従動輪を駆動して発進をアシストする発進アシスト制御を行い、発進後に動力伝達伝達機構を第2の状態に切換え、車両の旋回時に動力伝達機構を第2の状態に保持したまま電動モータを駆動することにより旋回外輪側の従動輪に駆動力、内輪側の従動輪に制動力を付与して旋回をアシストする旋回アシスト制御を行うものにおいて、発進アシスト制御の完了直後の旋回アシスト制御の実行を禁止する禁止手段を設ける、ことを特徴とする車両用電動式駆動装置。
IPC (6件):
B60K 17/356 ,  B60K 6/00 ,  B60K 8/00 ,  B60K 17/04 ,  B60L 11/14 ,  B60T 8/24
FI (5件):
B60K 17/356 ,  B60K 17/04 G ,  B60L 11/14 ,  B60T 8/24 ,  B60K 9/00 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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