特許
J-GLOBAL ID:200903001904576877

間伐材による緩衝構造を有する鋼製枠構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-204791
公開番号(公開出願番号):特開2004-044278
出願日: 2002年07月12日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】土石流等の衝撃荷重が発生する区域に設置可能な鋼製枠砂防ダム等の鋼製枠構造体を提供する。【解決手段】柱材1、2、奥行材3、水平材5等をボルト接合して形成される箱枠6を必要に応じて左右前後上下に連続形成し、かつ前後面にスクリーン材9を設けて鋼製枠を組み立てる。鋼製枠内に中詰め材を充填して、砂防ダム等の鋼製枠構造体が構築される。鋼製枠の前面(上流面)側の箱枠6の前面部に緩衝構造18を形成する。緩衝構造18は、隣接して並べた複数本の間伐材16に棒鋼を串刺し状に挿通して連結一体化してなる木製パネル17を、前記鋼製枠の前面部に当該鋼製枠前面から離間するように間隔材15を介して取り付け、前記木製パネル17と鋼製枠前面との間に土砂を充填して構成する。木製パネル17および充填土砂が、土石流等による衝撃荷重を有効に吸収するので、鋼製枠本体の損傷を防止できる。土石流等の衝撃荷重が発生する区域に構築する砂防ダムとして採用できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多数の柱材と左右方向の水平材と前後方向の奥行材とをボルト接合により連結して組み立てた立方格子状の鋼製枠の少なくとも前後面に複数本のスクリーン材を間隔をあけて取り付け、内部に中詰め材を充填して構築した鋼製枠構造体であって、 隣接して並べた複数本の間伐材に棒鋼を串刺し状に挿通して連結一体化してなる木製パネルを、前記鋼製枠の前面部に当該鋼製枠前面から離間するように間隔材を介して取り付け、前記木製パネルと鋼製枠前面との間に土砂を充填したことを特徴とする間伐材による緩衝構造を有する鋼製枠構造体。
IPC (1件):
E02B7/02
FI (1件):
E02B7/02 B
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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