特許
J-GLOBAL ID:200903001920486560

内燃機関の可変バルブタイミング機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-159752
公開番号(公開出願番号):特開平11-006405
出願日: 1997年06月17日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】ロック機構の作動による第1および第2の回転体の回転軸心のずれを防止することで、カムシャフトからの取り外し作業および同カムシャフトへの再組み付け作業を容易かつ的確ならしめる可変バルブタイミング機構を提供する。【解決手段】所定の回転位相においてカムシャフト12とカムギア18間の相対回動を制限するロック機構付きの可変バルブタイミング機構11において、ロック機構が作動する特定の回転位相で互いに連通し重なるように前面カバー22には挿通孔38を、また内部ロータ14にはネジ穴39をそれぞれ形成する。取りはずし作業時には、予め孔38を介して穴39内に締結用のボルト40を螺着する。それにより内部ロータ14とハウジング16との回転軸心が固定される。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸および同機関のバルブを開閉するカムシャフトの一方および他方に連結される第1および第2の回転体を備えるとともに、前記第2の回転体に形成された凹部を前記第1の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベーンの両側に第1および第2の液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1および第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトの相対回転位相を変更する内燃機関の可変バルブタイミング機構において、付勢手段による付勢力に基づき前記第1および第2の回転体を特定の回転位相に係止するとともに、第1および第2液室の少なくとも一方に供給される液圧に基づき同係止が解除されるロック機構と、該ロック機構により係止される特定の回転位相において任意解除可能に前記第1および第2回転体を締結する締結手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング機構。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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