特許
J-GLOBAL ID:200903002182904390

空気入りタイヤおよびその成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-188440
公開番号(公開出願番号):特開平11-115420
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 成形を簡単としながらカーカス層16を構成するコード18をビード部Bにおいて強力に係留する。【解決手段】 コード組立体17を2層、距離Lだけ周方向にずらしながら配置することでカーカス層16を構成しているため、アーチ部19間の距離Pが広くなり、コード18の貼付け作業が簡単となる。また、重なり合い領域Kにおける円周部20は接触して一体化しているためコード単体より大径となり、しかも、該重なり合い領域Kの半径方向外側をビードワイヤ補強層22で両側から挟持したので、係留が強力となる。
請求項(抜粋):
一対のビード部間を子午線方向に延びるコードからなり、円周方向に等距離Pだけ離れるとともに全周に亘って配置された多数のアーチ部と、両ビード部において隣接するアーチ部の内端同士を交互につなぐコードからなり、ほぼ円周方向に延びる円周部と、からなるコード組立体を、2以上のn層、円周方向に前記距離Pをnで除した距離Lだけそれぞれずらしながら配置することで構成するとともに、これらコード組立体の円周部同士を実質上接触させることで重なり合い領域を設けるようにしたカーカス層と、ビードワイヤを複数回円周方向に巻回することで構成され、前記アーチ部と円周部との境界近傍のコード組立体を両側から挟持するビードワイヤ補強層とを備え、前記カーカス層の重なり合い領域をビードワイヤ補強層によって強力に係留するようにしたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (6件):
B60C 15/00 ,  B29D 30/38 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/02 ,  B60C 9/04 ,  B60C 9/08
FI (7件):
B60C 15/00 B ,  B29D 30/38 ,  B60C 9/00 Z ,  B60C 9/02 C ,  B60C 9/04 Z ,  B60C 9/08 J ,  B60C 9/08 L
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る