特許
J-GLOBAL ID:200903002234299385

内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351650
公開番号(公開出願番号):特開平7-145752
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 失火のゆり返しによる誤検出を防止すること。【構成】 内燃機関2に失火が発生するとマスクディレイカウンタMSKD1が所定値“K”からカウントダウンを始める。そして、このMSKD1のカウント値が“0”になると、マスク実行カウンタMSKD2が所定値“L”からカウントダウンを開始する。このMSKD2のカウント値が“0”になるまでマスク実行フラグMSKがたてられ、この間、失火検出を禁止する。また、MSKD1が“0”になるまでに再び失火が検出されたときは、MSKD1のカウント値を“K”にリセットしてからカウントダウンを行う。これにより、連続失火が発生しているときには、連続失火の最後の失火のときにのみ失火検出を禁止することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度検出手段により検出された前記内燃機関の回転速度に基づき、各気筒の膨張行程における所定回転角度間の回転に要した期間を計測することにより定まる実測値を求める実測値演算手段と、前記実測値演算手段の演算結果に基づいて、前記膨張行程が連続する2つの気筒間の実測値の偏差を求めることにより、第1の変動量を演算する第1の変動量演算手段と、前記回転速度検出手段および前記実測値演算手段からの情報に基づいて、前記第1の変動量演算手段で演算された今回の前記第1の変動量と、過去に演算された前記第1の変動量との偏差を求めることにより、第2の変動量を演算する第2の変動量演算手段と、前記第1の変動量と前記第2の変動量とに基づいて、前記内燃機関の失火を検出する失火検出手段と、前記失火検出手段により失火が検出されると、この失火による前記内燃機関の回転速度の変化が失火検出に影響がなくなる所定期間、前記失火検出手段による失火検出を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
IPC (2件):
F02D 45/00 368 ,  F02P 17/12
引用特許:
審査官引用 (12件)
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