特許
J-GLOBAL ID:200903002360947945
車両用空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件):
三好 秀和
, 三好 保男
, 岩▲崎▼ 幸邦
, 栗原 彰
, 川又 澄雄
, 伊藤 正和
, 高橋 俊一
, 高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-036774
公開番号(公開出願番号):特開2004-243936
出願日: 2003年02月14日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】前席側蒸発器のごとく主に使用される第1の蒸発器と、後席側蒸発器のごとく選択的に使用される第2の蒸発器とを並列接続した車両用空調装置において、第1の蒸発器の単独運転から第1・第2蒸発器(前席および後席蒸発器)の送風機の並列運転に移行した際における、第2の蒸発器の膨脹弁の動作不良を解消することを目的とする。【解決手段】温度式膨脹弁である第2の膨脹弁32を、第2の送風機27からの送風を受風可能に配置した。これにより、シングルモードからデュアルモードに移行した際に、シングルモード時に冷え切って鈍感になってしまった第2膨脹弁32の感温部50の冷気を、第2の送風機27からの送風により飛ばして、第2膨脹弁32の感温部50を早く正常の状態に戻すことができる。結果、シングルモードからデュアルモードに移行した際における、第2の蒸発器28からの冷風生成の遅延を解消することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(20)と、この圧縮機(20)から吐出された冷媒を冷却する放熱器(21)と、この凝縮器(21)で冷却された冷媒を膨張させる第1の膨脹弁(23)と、この第1の膨脹弁(23)にて膨張した冷媒を蒸発させる第1の蒸発器(15)と、前記第1の膨脹弁(23)と並列に設けられ前記放熱器(21)で冷却された冷媒を膨張させる第2の膨脹弁(32)と、前記第1の蒸発器(15)と並列に設けられ前記第2の膨脹弁(32)にて膨張した冷媒を蒸発させる第2の蒸発器(28)と、を具備する冷凍サイクル(R)を備え、
前記第1の蒸発器(15)および第1の蒸発器(15)に送風する第1の送風機(14)を備える第1の空調ユニット(12)と、前記第2の蒸発器(28)および第2の蒸発器(28)に送風する第2の送風機(27)を備える第2の空調ユニット(25)と、を備えた車両用空調装置であって、
第2の膨脹弁(32)は、前記第2の蒸発器(28)の出口冷媒の過熱度に応じて弁開度を調整する温度式膨張弁により構成され、
前記第2の膨脹弁(32)の少なくとも感温部(50)を、第2の送風機(27)からの送風を受風可能に配置したことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H1/32
, F25B1/00
, F25B5/02
FI (4件):
B60H1/32 613B
, B60H1/32 621C
, F25B1/00 304H
, F25B5/02 520D
引用特許: