特許
J-GLOBAL ID:200903002586096107

火花点火式直噴エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-300302
公開番号(公開出願番号):特開2002-106354
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 ペントルーフ形状のピストン冠面に吸気側にオフセットしてキャビティを設け、吸気側に燃料噴射弁を配置して、燃料噴霧をスワールによりキャビティ内で点火プラグ周りに移送し成層燃焼させる火花点火式直噴エンジンにおいて、成層度の確保と圧縮比低減を両立させる。【解決手段】 ピストン冠面のキャビティ25の周縁の点火プラグ7に対しスワール上流側で燃料噴射弁26に対しスワール下流側の側壁27を、滑らかな円弧形状とし、点火プラグ7に対しスワール下流側で燃料噴射弁26に対しスワール上流側の側壁28は、ペントルーフの稜線部分24a近傍からスワール下流側に、キャビティ径方向に膨出した形状の曲率の大きい膨出部分28aを形成する。また、点火プラグ7に対しスワール下流側で燃料噴射弁26に対しスワール上流側の側壁28の膨出部分28a周辺の冠面周縁部を、燃料噴射弁26側の側壁29の高さと略同じ高さまでカットする。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドの下面にクランク軸方向の稜線部分を挟んで吸気側および排気側のシリンダボア周縁近傍に達する傾斜面を成すペントルーフ形状の燃焼室凹部が形成され、該燃焼室凹部の上記稜線部分に点火プラグが配設されるとともに、吸気側および排気側の傾斜面に吸気ポートおよび排気ポートが形成されて、それら吸気ポートおよび排気ポートに吸気弁および排気弁がそれぞれ配設され、ピストン冠面が上記シリンダヘッドの燃焼室凹部に沿ったペントルーフ形状に形成され、該ペントルーフ形状のピストン冠面にシリンダ軸線に対し吸気側に偏位し排気側周縁が上記点火プラグよりも排気側となる凹陥状のキャビティが設けられ、上記燃焼室凹部の吸気側に上記キャビティに向けて直接燃料を噴射するよう燃料噴射弁が配設され、シリンダ内にスワールを生成するスワール生成手段が設けられ、該スワール生成手段により生成されたスワールによって上記燃料噴射弁からの燃料噴霧が上記キャビティ内の点火プラグの周りに移送され、該点火プラグ周りに混合気が偏在し成層化するよう構成された火花点火式直噴エンジンにおいて、上記キャビティ周縁の点火プラグに対しスワール上流側で燃料噴射弁に対しスワール下流側の側壁を、平面視にて滑らかな円弧形状とし、上記キャビティ周縁の点火プラグに対しスワール下流側で燃料噴射弁に対しスワール上流側の側壁を、上記ペントルーフ形状のピストン冠面の稜線部分近傍の中途部位からスワール下流側がキャビティ径方向に膨出した形状としたことを特徴とする火花点火式直噴エンジン。
IPC (3件):
F02B 23/10 ,  F02B 17/00 ,  F02F 3/26
FI (4件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02B 17/00 F ,  F02F 3/26 C
Fターム (9件):
3G023AA04 ,  3G023AA07 ,  3G023AB03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD09 ,  3G023AD12 ,  3G023AF03 ,  3G023AG01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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