特許
J-GLOBAL ID:200903002790172912

光学的位相板を使用した光ピックアップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-125273
公開番号(公開出願番号):特開平11-353699
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 ディジタルビデオディスク(DVD)と記録可能なコンパクトディスク(CD-R)に情報を記録し再生できる光ピックアップ装置を提供する。【解決手段】 使われる光記録媒体により第1光及び第2光のうち一つを使用する。この光ピックアップ装置のレーザー光源はDVDディスクのための短波長の第1光及びCD-Rディスクのための長波長の第2光をそれぞれ出射し、対物レンズはDVDディスクの情報記録面の位置に一致する既に設定された焦点距離を有する。光経路調節部はレーザー光源から出射される光が対物レンズ側に向かうよう対物レンズからの光が光検出部に向かわせる。光経路調節部と対物レンズとの間に位置した位相シフト部は光経路調節部から対物レンズに進む第2光の位相をシフトさせ、CD-Rディスクの情報記録面の位置に形成される光スポットのサイズを縮める。
請求項(抜粋):
光ピックアップの出射点/受光点から情報記録面までの距離が相異なり、情報の記録及び再生のために相異なる波長の光を使用する少なくとも二種の光記録媒体のための光ピックアップであって、相対的に短い波長の第1光及び相対的に長い波長の第2光をそれぞれ出射するレーザー光源と、前記第1光による対物レンズの焦点が対物レンズに近い方に情報記録面を有する第1光記録媒体の情報記録面の位置に一致されるようにする既に設定された焦点距離を有する対物レンズと、光検出手段と、前記レーザー光源から出射される光を前記対物レンズ側に向かうように且つ前記対物レンズからの光を前記光検出手段に向かうように光経路を調節する光経路調節手段と、前記光経路調節手段と前記対物レンズとの間に位置し、環状の位相遅延領域を有する位相シフト手段と、前記位相遅延領域は、前記光経路調節手段から前記対物レンズに進む第1光及び第2光のうち前記第2光についてだけその位相を変換させ、前記対物レンズにより集光された後対物レンズから遠い側に情報記録面を有する第2光記録媒体の情報記録面上に形成される第2光スポットのサイズを縮め、使われる光記録媒体により第1光及び第2光のうち一つを使用することを特徴とする光ピックアップ装置。
引用特許:
審査官引用 (22件)
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