軸受要素部品及びその製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：森道雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-236632
公開番号（公開出願番号）：特開平11-080896
出願日： 1997年09月02日
公開日（公表日）： 1999年03月26日
要約：

【要約】【課題】所望形状への成形が容易で、且つ、寸法変化が小さく、転動疲労寿命の長い軸受要素部品とその製造方法を提供する。【解決手段】母材が、重量%で、C:0.7〜1.2%、Mn:1.15超〜2.0%、Cr:0.3〜1.6%、Mo+0.5W:0.05〜1.25%、Nb:0〜0.1%、V:0〜0.2%、Si<0.4%、P≦0.02%、S≦0.02%で、P+S:0.01超〜0.04%、O: 0.0005超〜0.0020%、残部Fe及び不純物の鋼で、焼入れ、焼戻し後の組織が、マルテンサイト、球状炭化物及び残留オーステナイトからなり、残留オーステナイトの面積比が 5〜15%の軸受要素部品。その製造方法は、上記組成の鋼を球状化焼鈍後に部品に成形し、750〜820°Cに加熱して焼入れし、更に100〜200°Cの温度で焼戻しする。

請求項（抜粋）：

母材が、重量%で、C:0.7〜1.2%、Mn:1.15%を超え2.0%以下、Cr:0.3〜1.6%、Mo+0.5W:0.05〜1.25%、Nb:0〜0.1%、V:0〜0.2%、Si:0.4%未満、P:0.02%以下、S:0.02%以下で、且つP+S:0.01%を超え0.04%以下、O:0.0005%を超え0.0020%以下、残部Fe及び不可避不純物の化学組成の鋼で、焼入れ、焼戻し後の組織が、マルテンサイト、球状炭化物及び残留オーステナイトからなり、且つ、前記残留オーステナイトの面積比が5〜15%であることを特徴とする軸受要素部品。

IPC (3件)：

C22C 38/00 301 , C21D 6/00 , C22C 38/38

FI (3件)：

C22C 38/00 301 Z , C21D 6/00 K , C22C 38/38

引用特許：

出願人引用 (6件)

軸受用鋼および軸受部材
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-131859 出願人：川崎製鉄株式会社
軸受要素部品及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-064081 出願人：住友金属工業株式会社
転がり軸受
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-181062 出願人：日本精工株式会社

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