特許
J-GLOBAL ID:200903002940412097

エタノール濃度の測定方法ならびに該方法に使用する脂質膜およびエタノールセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329613
公開番号(公開出願番号):特開平11-142366
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 各種のエタノール含有物質に適用することができ、安定性に優れ、試料測定時の共存物質の影響を除去してエタノール濃度の絶対値を精度よく求めることができるエタノール測定技術を提供する。【解決手段】 塩化物イオンおよびエタノールに対して応答性の異なる2種類の脂質膜電極について塩化物イオン濃度とエタノール濃度をパラメータとする電位応答式を求めておき、試料の電位実測値を電位応答式に適用してエタノール濃度を算出する。試料に高濃度の塩化物イオンの塩を添加することにより共存物質の影響を除去する。脂質膜は、アルキル第4級アンモニウム塩またはアルキル第4級ホスホニウム塩から成る感応物質と非プロトン性溶媒から成る可塑剤とを含む高分子支持型脂質膜から構成され、この際、可塑剤の一方をエーテル系、他方をエステル系とするのが好ましい。2つの異なる膜電極を備えるダブルチャンネル型エタノールセンサを用いて測定する。
請求項(抜粋):
塩化物イオンおよびエタノールに対して応答性の異なる2種類の脂質膜電極のそれぞれについて、塩化物イオン濃度とエタノール濃度とをパラメータとする電位応答式を求めておき;前記2種類の脂質膜電極のそれぞれを用いてエタノール含有試料の電位を測定し;該電位の値を前記電位応答式に適用することにより前記試料中のエタノール濃度を算出することを特徴とするエタノール濃度の測定方法。
IPC (2件):
G01N 27/327 ,  G01N 27/416
FI (2件):
G01N 27/30 351 ,  G01N 27/46 341 G
引用特許:
出願人引用 (5件)
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