特許
J-GLOBAL ID:200903003001305080

ガラス光学素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-152632
公開番号(公開出願番号):特開2004-002191
出願日: 2003年05月29日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】成形型に対するガラスの離型を良好に行い得る光学用ガラスのプレス成形方法を提供する。【解決手段】上型11及び下型12の成形面が相対向する成形型10で、ガラス素材Gをプレス成形することによりガラス光学素子を製造する方法であって、前記上型及び下型のうち、少なくとも上型の成形面における光学的機能形成領域以外の領域に粗面を形成した成形型を用い、成形型を予熱するとともに、この成形型に予熱されたガラス素材を供給し、かつ、前記成形型によってガラス素材を所定の圧力でプレスし、ガラス表面に、少なくとも前記上型成形面における粗面の凹凸に対応した凹凸を転写し、次いで、前記成形型及びガラスを冷却し、成形型とガラスの線膨張係数の差にもとづいて前記粗面の凹凸と前記ガラスに転写された凹凸との間に位置ずれを生じさせて、ガラスの凹凸を成形面の凹凸に乗り上げさせ、その後、上型と下型を引き離して、ガラスを取り出す。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
上型及び下型の成形面が相対向する成形型で、ガラス素材をプレス成形することによりガラス光学素子を製造する方法であって、 前記上型及び下型のうち、少なくとも上型の成形面における光学的機能形成領域以外の領域に粗面を形成した成形型を用い、 この成形型を予熱するとともに、予熱された成形型に予熱されたガラス素材を供給し、 かつ、前記成形型によってガラス素材を所定の圧力でプレスし、ガラス表面に、少なくとも前記上型成形面における粗面の凹凸に対応した凹凸を転写し、 次いで、前記成形型及びガラスを冷却し、成形型とガラスの線膨張係数の差にもとづいて前記粗面の凹凸と前記ガラスに転写された凹凸との間に位置ずれを生じさせることによって、ガラスの凹凸を成形面の凹凸に乗り上げさせ、 その後、上型と下型を引き離して、ガラスを取り出す、 ことを特徴としたガラス光学素子の製造方法。
IPC (2件):
C03B11/00 ,  G02B3/00
FI (2件):
C03B11/00 C ,  G02B3/00 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
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