特許
J-GLOBAL ID:200903003016616073

摩擦撹拌点接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中島 三千雄 ,  中島 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-220221
公開番号(公開出願番号):特開2007-030017
出願日: 2005年07月29日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】 被接合金属部材間における接合強度を十分に確保しつつ、摩擦撹拌点接合操作による不均一なバリの発生を阻止乃至は効果的に抑制し得るようにした摩擦撹拌点接合方法を提供する。【解決手段】複数の被接合金属部材の各板状部を重ね合わせた状態にて載置し、所定の加圧力にて押し付け、摩擦撹拌点接合操作を行なう摩擦撹拌点接合方法であって、加圧力を負荷せしめた場合に発生する支持台のたわみ量データと、重合せ部の厚さデータとから決定される仮設定位置にまで、回転治具を移動せしめた後、仮設定位置においてサーボモータの位置制御を解除すると共に、サーボモータのトルクを制御し、そのトルク制御開始から一定時間経過した後に前記回転治具の移動距離を測定し、その得られた移動距離と前記仮設定位置とから接合操作開始位置を求めた後、かかる接合操作開始位置を基準として、前記重合せ部に対する摩擦撹拌点接合操作を実施する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
支持台上に、複数の被接合金属部材の各板状部を重ね合わせた状態にて載置し、その重合せ部の所定の接合部位に対して、サーボモータにて作動制御される摩擦撹拌接合用回転治具を高速回転させつつ、所定の加圧力にて押し付け、摩擦撹拌点接合操作を行なう摩擦撹拌点接合方法であって、 予め求められた、前記加圧力を負荷せしめた場合に発生する前記支持台のたわみ量データと、前記重合せ部の厚さデータとから決定される仮設定位置に至るまで、前記サーボモータの位置制御によって、前記回転治具を移動せしめた後、該仮設定位置において、該サーボモータの位置制御を解除すると共に、前記加圧力を発生せしめるように該サーボモータのトルクを制御し、そのトルク制御開始から一定時間経過した後に前記回転治具の移動距離を測定し、その得られた移動距離と前記仮設定位置とから接合操作開始位置を求めた後、かかる接合操作開始位置を基準として、前記重合せ部に対する摩擦撹拌点接合操作を実施することを特徴とする摩擦撹拌点接合方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (1件):
B23K20/12 364
Fターム (4件):
4E067AA05 ,  4E067AA07 ,  4E067BG00 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (9件)
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