特許
J-GLOBAL ID:200903003150101705

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-103498
公開番号(公開出願番号):特開平10-331908
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 小形の振動子を用いて、主室内の液体へは大きな加振力が伝播されるようにする。【解決手段】 振動体と連結される連結金具91と車体側メンバ等に連結されるホルダ95との間に、インシュレータ5、非圧縮性流体の封入される主室6及び副室7、これら主室6と副室7との間を連通する第一オリフィス2、主室6と副室7との間を仕切る仕切板3、圧縮性流体である空気の導入される空気室8、空気室8と副室7との間を仕切るダイヤフラム4を直列に設ける。仕切板3上であって主室6側に振動子1を設ける。振動子1は、永久磁石17、センタポール13及び永久磁石17の周りに設けられた円環状の加振コイル11、加振コイル11を収納するボビン15等からなる。振動子1の上方部に、主室6とは別個独立に第三液室63を設ける。主室6と第三液室63との間を連結する第二オリフィス62を設ける。
請求項(抜粋):
振動体側に取付けられる連結金具と、車体側のメンバ等に取付けられるホルダと、これら連結金具とホルダとの間にあって、上記振動体からの振動を遮断するインシュレータと、当該インシュレータに対して直列に設けられ、かつ、非圧縮性流体(液体)の封入される主室及び副室と、これら主室と副室との間を連結する第一オリフィスと、上記主室と副室との間を仕切る仕切板と、圧縮性流体である空気の導入される空気室と、当該空気室と上記副室との間を仕切るダイヤフラムと、上記仕切板上に設けられるものであって上記主室側の液体を特定の周波数にて液体共振させるように加振する電磁式の振動子と、からなる液体封入式の防振装置において、上記振動子の上方部であって上記主室側に、当該主室とは別個独立に第三の液室(第三液室)を設けるとともに、当該第三液室と上記主室との間に、当該主室内の液体が上記第三液室内へ流動するように形成されるものであって所定の容積を有するように形成された第二のオリフィス(第二オリフィス)を設け、更に、これら構成からなるものにおいて、上記電磁式振動子への入力信号がデューティ信号からなるようにしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 C ,  B60K 5/12 F
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 液体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-259212   出願人:豊田合成株式会社
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-207139   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 防振支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-326385   出願人:日産自動車株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 液体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-259212   出願人:豊田合成株式会社
  • 流体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-207139   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 防振支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-326385   出願人:日産自動車株式会社
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