特許
J-GLOBAL ID:200903003157290589

ポンプの吐き出し加圧水流攪拌による、有機廃棄物の水中分解消滅処理機。

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-382635
公開番号(公開出願番号):特開2006-167703
出願日: 2004年12月17日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】 有機廃棄物分解処理につき、発生者最終処理でメンテナンスフリ-、イニシアルコスト低廉でランニングコスト微細、無臭、分解消滅で、陸上施設含む船舶も、国際的地球環境保全に寄与する事を目的とした。【解決手段】 縦、横の円筒状或は縦多角形筒状で、ポンプ加圧水流で、低トルクで、処理槽形状に関係なく水流攪拌で、省エネルギ-と賞スペ-ス、水中で有機廃棄物の完全分解消滅、密閉処理機で無臭、メンテナンスフリ-を確率、食品発酵剤使用で安全位、超簡潔構造で製造コストの削減を図った。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
円筒形又は多角筒形等の処理槽本体(1)の処理槽(2)内部には槽内処理水(3)が装填されており、処理槽(2)内部に、槽内水中ポンプ(4)を設置か、又は処理槽(2)外部に、槽外加圧給水ポンプ(5)が付設され、槽内水中ポンプ(4)、又は槽外加圧給水ポンプ(5)のポンプ吐出し管(6)は、処理槽(2)内部に充填された槽内処理水(3)中に投入された有機廃棄物(7)の攪拌の為、処理槽本体(1)の形状に応じて処理槽(2)内の槽内吐出し管(8)の先端の向きを変化させることによって、円筒形又は多角筒形等の処理槽本体(1)の如何なる形状においても、槽内処理水(3)と有機廃棄物(7)とを、瞬時に、完全な攪拌を行う事を主たる目的とした。 次に、有機廃棄物を急速に分解消滅させる為には、槽内処理水(3)の水中溶存酸素の保持が必要であるが、既充填の槽内処理水(3)の有機廃棄物(7)の分解に費やされた水中溶存酸素欠乏を補う為に新鮮有酸素清水(9)の供給をすることが必要であるが、槽内水中ポンプ(4)設置の場合は、一定時間毎に一定量の新鮮有酸素清水(9)を、清水貯留タンク(10)から処理槽(2)内に落下充填注入、又は外部から充填注入される。 槽外加圧給水ポンプ(5)による槽内処理水(3)の攪拌の場合は、新鮮有酸素清水(9)を清水貯留タンク(10)から槽外加圧給水ポンプ(5)のポンプ吸入口(11)に導入することによって槽内処理水(3)の攪拌と新鮮有酸素清水(9)の供給を同時に有効的に行う物であり、その機能に付加して処理槽(2)の槽壁(12)を開口して装着された処理排水濾過網(13)の外部面洗浄の為の濾過網洗浄噴射管(14)に結続し、この場合にはポンプ吐出し管(6)から分岐される槽内吐出し管(8)と濾過網洗浄噴射管(14)にはそれぞれ、槽内吐出し管電磁弁(15)と濾過網洗浄噴射管電磁弁(16)が装着されて、両電磁弁が交互に開閉、又は同時に開閉し、槽外加圧ポンプ(5)1基で、槽内攪拌、新鮮有酸素清水注入、分解水排水濾過網洗浄の3全機能をまかなう事が出来た。 又、槽内水中ポンプ(4)又は槽外加圧給水ポンプ(5)の両者の加圧給水管(6)の先端向き方向は、槽内水中ポンプ(4)或は槽外加圧給水ポンプ(5)の場合も、処理槽(2)の各種形状、処理水の深度、有機廃棄物の質と量、等々によって、給水口の数、位置の設定は、それに応じたポンプ吐出し圧力の剪定で自由に変えられる。 処理槽上部又は処理槽付近に設置される貯水貯留タンク(10)には、法律にーじた水道法で規定されたボ-ルタップ弁(17)が装着されて水道水、又はその他の酸素豊富な新鮮有酸素清水(10)が貯留されることは言う間でも無い。 円筒形又は多角筒形等の処理槽本体(1)の上部には有機廃棄物投入口(18)が設けられ、又必要によっては下部には点検口(19)が設けられる。 槽内処理水(3)の水位付近の槽壁(12)を開口して装着された処理排水濾過網(13)を経由し放水される分解水は、卵殻等の処理排水中の微細未分解物(20)の放流を防除するために設けた排水槽(21)が処理槽本体(1)に装着される。 排水槽(21)の底部には微細未分解物(20)が沈殿貯留され、その微細未分解物(20)の撤去清掃の為に排水槽(21)下部には脱着可能な排水槽メクラ蓋(22)が装着される。 排水槽(21)の側壁貫通して分解水排水管(23)が装着されて、処理排水濾過網(11)によって濾過され、微細未分解物(20)の沈殿貯留によって分離されたた分解水が放水される。 又排水槽(21)内部には、槽外加圧給水ポンプ(5)装着の場合にポンプ吐出し管(6)と結合された前述の濾過網洗浄噴射管(14)も装着されている。 有機廃棄物分解消滅目的で、分解処理剤貯留タンク(24)から定期的一定量の分解処理剤をポンプ又は落下点滴によって、円筒形又は多角筒形等の処理槽(1)の槽壁(12)を貫通して装着された分解処理剤注入管(25)が装着される。 円筒形又は多角筒形等の処理槽(1)の底部には、下部排水弁(26)が処理槽を貫通して装着され、下部排水濾過網(27)が、円筒形又は多角筒形等の処理槽(1)の内壁に装着される。 処理槽本体(1)の処理槽(2)内壁の一部位、又は全面に、有機物分解菌着床板(28)が装着されるか、或は比重が軽い連立気泡の軽量樹脂発泡成型分解菌着床材(29)が一定量投入され、槽内処理水(3)と接触させる。 槽内水中ポンプ(4)又は槽外加圧給水ポンプ(5)の各ポンプ稼働時間、及び、槽内吐出し管電磁弁(15)、濾過網洗浄噴射管電磁弁(16)の制御、及び分解処理材貯留タンク(24)からのポンプによる槽内処理水(3)への添加の電気制御等々の電気制御コントロ-ルは、電気制御盤(30)によって行われる、ポンプの吐出し加圧水流攪拌による、有機廃棄物の水中分解消滅処理機。
IPC (2件):
B09B 3/00 ,  B01F 5/02
FI (3件):
B09B3/00 D ,  B01F5/02 A ,  B09B3/00 Z
Fターム (13件):
4D004AA02 ,  4D004CA04 ,  4D004CA15 ,  4D004CA19 ,  4D004CA20 ,  4D004CB50 ,  4D004CC03 ,  4D004CC08 ,  4D004DA02 ,  4D004DA20 ,  4G035AC15 ,  4G035AC18 ,  4G035AE02
引用特許:
審査官引用 (8件)
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