特許
J-GLOBAL ID:200903003369393850

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194612
公開番号(公開出願番号):特開平11-036927
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】車両用ブレーキ装置のバキュームサーボ内の負圧を検出する負圧センサの故障診断を行い、該故障診断に基づいて負圧確保のための成層燃焼から均質燃焼への切り換え制御を適切に行わせる。【解決手段】減速運転状態であって(S8)、かつ、ブレーキの非作動状態であるときに(S1)、吸入空気量とスロットル弁開度とに基づいて演算した吸入負圧と(S5)、負圧センサによる検出結果(S6)との偏差を演算する。前記偏差が所定値以上であるときには、負圧センサの故障発生を診断し(S10)、成層燃焼を禁止して均質燃焼を保持させる(S11)。前記偏差が所定値未満であるときには前記負圧センサが正常であると判断し(S12)、負圧センサで検出される負圧が閾値を下回るときには、成層燃焼から均質燃焼への切り換えを行わせる。但し、前記閾値を下回る状態であっても、均質燃焼への切り換え後に得られると予測されるエンジン吸入負圧が、そのときのバキュームサーボ内の負圧よりも低いときには、均質燃焼への切り換えを禁止する。
請求項(抜粋):
均質燃焼と成層燃焼とに燃焼状態が切り換えられるエンジンが搭載される車両において、前記エンジンの吸入負圧を倍力源とする倍力装置を備えた車両用ブレーキ装置であって、前記倍力装置内の負圧を直接的に検出する負圧検出手段と、該負圧検出手段で検出された負圧に基づき、前記成層燃焼状態から均質燃焼状態への強制的な切り換えを行う燃焼切り換え手段と、前記エンジンの吸入負圧を検出する吸入負圧検出手段と、所定の診断条件が成立しているときに、前記吸入負圧検出手段で検出された吸入負圧と、前記負圧検出手段で検出された負圧とを比較して、前記負圧検出手段の故障の有無を診断する故障診断手段と、該故障診断手段により前記負圧検出手段の故障発生が診断されたときに、前記エンジンを均質燃焼状態に保持させる均質燃焼保持手段と、を含んで構成されることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
IPC (5件):
F02D 41/04 305 ,  B60K 41/20 ,  B60T 17/00 ,  F02D 29/02 341 ,  F02D 41/22 305
FI (5件):
F02D 41/04 305 G ,  B60K 41/20 ,  B60T 17/00 C ,  F02D 29/02 341 ,  F02D 41/22 305 K
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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