燃料改質装置とその起動方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：堀田実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-204485
公開番号（公開出願番号）：特開2003-020203
出願日： 2001年07月05日
公開日（公表日）： 2003年01月24日
要約：

【要約】【課題】内部で燃料ガスが凝縮することなく、短時間で起動(コールドスタート)ができ、かつCO除去器の触媒の劣化と燃料電池の被毒を防止できる燃料改質装置とその起動方法を提供する。【解決手段】改質器14を出たガスをCO除去器16と触媒燃焼器18に選択的に切り替える改質器切替弁14aと、CO除去器を出たガスを燃料電池9と触媒燃焼器に選択的に切り替えるCO除去器切替弁16aと、部分酸化改質器を加熱する改質器加熱器14bと、CO除去器を加熱するCO除去器加熱器16bと、改質器切替弁、CO除去器切替弁、改質器加熱器及びCO除去器加熱器を制御する起動制御器20とを備える。低温起動時に、燃料ガスの供給を停止したまま、改質器切替弁とCO除去器切替弁を触媒燃焼器側に切り替えて、部分酸化改質器とCO除去器を並行して暖機してそれらの排気ガスを触媒燃焼器で処理し、すべての機器の暖機が完了した後に、CO除去器から燃料電池に改質ガスを供給する。

請求項（抜粋）：

水蒸気を含む燃料ガスを部分酸化させその発熱で燃料ガスを水素を含む改質ガスに改質する燃焼・改質触媒(15)が充填された部分酸化改質器(14)と、改質ガス中のCOを除去するCO除去器(16)と、前記改質器を出たガスをCO除去器と触媒燃焼器(18)に選択的に切り替える改質器切替弁(14a)と、CO除去器を出たガスを燃料電池(9)と触媒燃焼器に選択的に切り替えるCO除去器切替弁(16a)と、部分酸化改質器を加熱する改質器加熱器(14b)と、CO除去器を加熱するCO除去器加熱器(16b)と、前記改質器切替弁、CO除去器切替弁、改質器加熱器及びCO除去器加熱器を制御する起動制御器(20)とを備え、低温起動時に、燃料ガスの供給を停止したまま、改質器切替弁とCO除去器切替弁を触媒燃焼器側に切り替えて、部分酸化改質器とCO除去器を並行して暖機する、ことを特徴とする燃料改質装置。

IPC (3件)：

C01B 3/32 , H01M 8/04 , H01M 8/06

FI (4件)：

C01B 3/32 A , H01M 8/04 N , H01M 8/04 X , H01M 8/06 G

Fターム (12件)：

4G040EA02 , 4G040EA06 , 4G040EB03 , 4G040EB12 , 4G040EB31 , 4G040EB43 , 5H027AA02 , 5H027BA17 , 5H027KK42 , 5H027KK48 , 5H027MM13 , 5H027MM16

引用特許：

審査官引用 (8件)

燃料改質装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-127790 出願人：本田技研工業株式会社
特開平3-102776
燃料改質装置およびその制御方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-228411 出願人：本田技研工業株式会社

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