特許
J-GLOBAL ID:200903003562317648

回転力伝達機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-144372
公開番号(公開出願番号):特開2000-337475
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 冷却効果が高く、しかもロックアップの作動を確実に行うことが可能な回転力伝達機構を得る。【解決手段】 ロックアップピストン30とフロントカバー26との間に設けられた摩擦材34には、摩擦材34の回転方向と反対方向に一定の傾斜角θで傾斜する、摩擦材34の内周面34Bに達しない溝36が形成されている。ロックアップピストン30には、溝36の内端に対応する位置にロックアップピストン30を貫通する貫通孔40が形成されている。ロックアップ状態でオイルが流路38に流入し、摩擦材34、フロントカバー26及びロックアップピストン30が冷却される。摩擦材34の外周側と内周側とが摩擦材34で隔離されるので、摩擦材34の外周側と内周側とに生じた圧力差が一定値に維持され、ロックアップピストン30をフロントカバー26に押し付ける荷重を維持できる。
請求項(抜粋):
入力側部材の回転で流体に運動エネルギーを与えこの運動エネルギーによって出力側部材を回転させる回転力伝達機構であって、前記入力側部材と一体で回転する第1回転部材と、前記出力側部材と一体で回転し前記流体からの荷重を受けて前記第1回転部材に接近する第2回転部材と、前記第1回転部材と前記第2回転部材との間に設けられ、第2回転部材が第1回転部材に接近すると第1回転部材と第2回転部材との双方に接触し摩擦によって第1回転部材と第2回転部材とを一体的に回転するように連結すると共に、外周側と内周側との流体の流れを阻止して流体に圧力差を生じさせる摩擦部材と、前記摩擦部材に設けられ、摩擦部材が前記第1回転部材と前記第2回転部材の双方に接触した状態で摩擦部材外周側から流体を流入又は流出可能とする流路と、前記第2回転部材に設けられ、前記流体を前記流路と第2回転部材の背面側との間で移動可能とする貫通孔と、を有することを特徴とする回転力伝達機構。
IPC (2件):
F16H 45/02 ,  F16H 61/14 602
FI (2件):
F16H 45/02 X ,  F16H 61/14 602 P
Fターム (5件):
3J053CA02 ,  3J053CA03 ,  3J053CB22 ,  3J053FB02 ,  3J053FC10
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ロックアップクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-095904   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 摩擦リング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-007459   出願人:ルークゲトリーベ-ジステーメゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツング
  • 流体トルクコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-289324   出願人:フィヒテル・ウント・ザックス・アクチエンゲゼルシャフト

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