特許
J-GLOBAL ID:200903003850023918

センサ素子劣化判定装置およびセンサ素子劣化判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-340653
公開番号(公開出願番号):特開2007-147386
出願日: 2005年11月25日
公開日(公表日): 2007年06月14日
要約:
【課題】各種セルを備えるガスセンサ素子における劣化状態を判定できるセンサ素子劣化判定装置およびセンサ素子劣化判定方法を提供する。【解決手段】ガスセンサ制御装置190は、第1測定室159に酸素が導入されている時に(S120で肯定判定)、第1ポンプセル111による第1測定室159からの酸素の汲み出しを停止することで、第1測定室159の酸素分圧を上昇させて、第1測定室159から第2測定室161に導入される酸素を増加させることで、第2測定室161における酸素分圧をNOx検知時の酸素分圧よりも高い値に変更する。そして、S180での判定処理では、第2ポンプ電流Ip2が劣化判定用閾値以上である場合には、第2ポンプセル113が正常状態であると判定し、第2ポンプ電流Ip2が劣化判定用閾値以上ではない場合には、第2ポンプセル113が劣化状態であると判定している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1拡散抵抗部を介して測定対象ガスが導入される第1測定室と、 酸素イオン導電体および該酸素イオン導電体上に形成された一対の電極を有し、前記一対の電極の一方が前記第1測定室に配置されて、前記第1測定室に導入された前記測定対象ガスに対する酸素の汲み出しまたは汲み入れを行う第1酸素イオンポンプセルと、 前記第1測定室において酸素の汲み出しまたは汲み入れが行われた前記測定対象ガスが第2拡散抵抗部を介して導入される第2測定室と、 酸素イオン導電体および該酸素イオン導電体上に形成された一対の電極を有し、前記一対の電極のうち一方が前記第2測定室に配置されて、前記第2測定室における特定ガス濃度に応じた電流が流れる第2酸素イオンポンプセルと、 基準酸素分圧雰囲気に設定された基準酸素室と、 酸素イオン導電体および該酸素イオン導電体上に形成された一対の電極を有し、前記一対の電極の一方が前記第1測定室に配置され、他方の電極が前記基準酸素室に配置された酸素分圧検知セルと、 を備えるガスセンサ素子の劣化状態を判定するセンサ素子劣化判定装置であって、 前記第2測定室における酸素分圧が前記特定ガスの検知時よりも高い劣化判定用酸素分圧となる状況下において、前記第2測定室の酸素分圧に応じて前記第2酸素イオンポンプセルに流れる第2ポンプ電流を検出する第2ポンプ電流検出手段と、 前記第2ポンプ電流検出手段により検出された前記第2ポンプ電流と予め定められた劣化判定用閾値とを比較し、前記第2ポンプ電流が前記劣化判定用閾値よりも小さい場合には、前記第2酸素イオンポンプセルが劣化状態であると判定する状態判定手段と、 を備えたことを特徴とするセンサ素子劣化判定装置。
IPC (3件):
G01N 27/26 ,  G01N 27/41 ,  G01N 27/416
FI (5件):
G01N27/26 391Z ,  G01N27/26 391A ,  G01N27/46 325E ,  G01N27/46 325P ,  G01N27/46 331
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • ガスセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-165959   出願人:日本碍子株式会社
  • 国際公開第03/083465号パンフレット
  • ガス濃度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-321043   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
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審査官引用 (4件)
  • ガス濃度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-321043   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
  • ガス濃度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-321044   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
  • NOxセンサの故障診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-074497   出願人:トヨタ自動車株式会社
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