特許
J-GLOBAL ID:200903003948842925
低温靭性の優れた溶接性高強度鋼の製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-139061
公開番号(公開出願番号):特開平9-316534
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 HAZ靱性、現地溶接性の優れた引張強さ950MPa以上(API規格X100超)の高強度ラインパイプ用鋼の製造方法。【解決手段】 低C-高Mn-Ni-Mo-Nb-Ti-B系の鋼片から、規定された再加熱条件、未再結晶圧延での圧下率、圧延終了温度、冷却条件で製造する方法。【効果】 低温靱性、現地溶接性の優れた超高強度ラインパイプ(X100超)用鋼の製造が可能となった。その結果、パイプラインの安全性が著しく向上すると共に、パイプラインの施工能率、輸送効率の向上が可能となった。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.05〜0.10%、Si:0.6%以下、Mn:1.7〜2.2%、P :0.015%以下、S :0.003%以下、Ni:0.1〜1.0%、Mo:0.15〜0.50%、Nb:0.01〜0.10%、B :0.0003〜0.0020%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.06%以下、N :0.001〜0.006%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、下記式で定義されるP値が2.5以上、4.0以下の範囲にある鋼片を950〜1250°Cに再加熱し、700〜950°Cの温度での累積圧下量が50%以上となるように700°C以上の鋼材温度で圧延した後、10°C/秒以上の冷却速度で550°C以下まで冷却することを特徴とする低温靭性の優れた溶接性高強度鋼の製造方法。P=2.7 C+0.4 Si+Mn+0.8 Cr+0.45(Ni+Cu)+2Mo
IPC (5件):
C21D 8/02
, C22C 38/00 301
, C22C 38/00
, C22C 38/14
, C22C 38/58
FI (5件):
C21D 8/02 B
, C22C 38/00 301 A
, C22C 38/00 301 B
, C22C 38/14
, C22C 38/58
引用特許:
前のページに戻る