特許
J-GLOBAL ID:200903095908557014

高強度高靱性大径溶接鋼管素材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167737
公開番号(公開出願番号):特開平8-035011
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高強度高靱性でHAZ靱性も優れた大径溶接鋼管素材の製造方法を提供する。【構成】C、Si、Mn、Nb、Ti、Mo、sol.Al、N、Cu、Cr、Ni、V、P、Sが特定された素材鋼を900〜1200°Cに加熱後仕上温度650〜800°Cで熱間圧延し、引続き5〜50°C/秒で350°C以下まで冷却し、次に650°C以下でテンパー処理を施す。上記の素材鋼は、sol.Alが0.02%以下、Oが0.0010〜0.0070%で、酸化物を構成する全金属元素に対する酸化物中のAlとMnのモル%が下記式?@と?Aを満足するものであってもよい。(Alモル%+Mnモル%)≧40(モル%)・・・・・・・?@(Alモル%/Mnモル%)=1.0〜5.0・・・・・・・・?A上記方法では、仕上圧延完了後、引続き冷却速度5〜50°C/秒で冷却を開始し350〜600°Cで冷却を停止後、放冷することで、テンパー処理を省くこともできる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.04〜0.09%、Si:0〜0.5 %、Mn:1.5〜2.5 %、Nb: 0.005〜0.060 %、Ti: 0.005〜0.025 %、Mo:0.05〜0.50%、sol.Al:0.05%以下およびN:0.0050〜0.0100%を含有し、更にCu:0.05〜2.5 %、Cr:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜1.0 %およびV:0.01〜0.1 %のうちの1種以上を含み、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不純物中のPは0.010 %以下、Sは 0.005%以下である素材鋼を、 900〜1200°Cに加熱して熱間圧延し、 650〜800 °Cで圧延を完了した後、引続き5〜50°C/秒の冷却速度で350 °C以下まで冷却し、次いで 650°C以下でテンパー処理を施すことを特徴とする高強度高靱性大径溶接鋼管素材の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (7件)
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