特許
J-GLOBAL ID:200903004095929584

透析用カテーテルアンカリングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (9件): 三枝 英二 ,  掛樋 悠路 ,  小原 健志 ,  中川 博司 ,  舘 泰光 ,  斎藤 健治 ,  藤井 淳 ,  関 仁士 ,  中野 睦子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-517118
公開番号(公開出願番号):特表2004-520859
出願日: 2001年08月01日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
患者に透析用カテーテルを固定するアンカリングシステムが、アンカーパッド及びリテイナーを含む。アンカーパッドは、パッドの一方の面において粘着層により患者の皮膚に接着される。リテイナーは、粘着層の反対側のアンカーパッド面に配置され、ベースと、カバー及び粘着スポットとを含む。ベース上の溝が、内腔が挿入部位へ遠位に広がる、透析用カテーテルのY字状部位を受け入れるように配置される。ポストがまた、透析用カテーテルの2つの遠位分岐部分同士の間に位置する所定位置においてベースからカバーへ突出する。カバーは、ベース上において閉じ、溝とポストとの間においてY字状部位を固定する。カバーを閉じることによって、カテーテルの少なくとも一部分が粘着スポットと接触する。リテイナー、粘着スポット及びカテーテル間のこの接触によって、患者においてカテーテルが不意にずれることが妨げられる。ラッチ機構が、ベース上のカテーテルのY字状部位を覆う閉鎖位置にカバーを維持するために、リテイナー上に配置される。
請求項(抜粋):
カテーテルの細長いボディが2つの細長いボディに分かれる箇所に分岐部位を含むとともに該分岐部位の近位に配置されたウィング状カテーテル部分も含んだカテーテルと、 アンカーパッド及びリテイナーを備えたアンカリングシステムと、 を備えるカテーテル法システムであって、 前記アンカーパッドは、上面及び下面を含み該下面の一部分は粘着層を伴って形成され、前記リテイナーは、ベース、カバー及び粘着スポットを備え、 前記ベースは、前記アンカーパッドの上面に接着された実質的に円板状の下面を有し、前記カバーは、前記ベースに回動可能に連結されるとともに開放位置と閉鎖位置との間を可動であり、前記カバーとベースとは、前記カバーが閉鎖位置になるとチャネルを画定するように協働するとともに前記分岐部位を含むカテーテルの少なくとも一部分を受け入れるように形成され、前記粘着スポットは、少なくとも前記カバーが閉鎖位置になると前記粘着スポットが前記リテイナーと、カテーテルの一部分と接して前記リテイナーのチャネル内におけるカテーテルの動きを妨げるように、前記チャネル上に配置され、 前記リテイナーはさらに、前記チャネル内へ突出するとともに、カテーテルの一部分と係合して前記チャネル中におけるカテーテルの軸方向の動きを妨げるように配置された少なくとも1つのリテイナー部材を備え、 前記リテイナーはさらに、選択的に前記カバーが閉鎖位置になると前記ベースに前記カバーを固定するように前記ベースとカバーとの間において操作可能なラッチ機構を備えるカテーテル法システム。
IPC (2件):
A61M1/14 ,  A61M25/02
FI (2件):
A61M1/14 599 ,  A61M25/02 J
Fターム (15件):
4C077AA05 ,  4C077BB01 ,  4C077DD30 ,  4C077KK09 ,  4C077KK21 ,  4C077KK25 ,  4C167AA21 ,  4C167BB18 ,  4C167BB24 ,  4C167CC01 ,  4C167CC08 ,  4C167DD03 ,  4C167HH04 ,  4C167HH07 ,  4C167HH08
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 位置調節可能なカテーテル固定器具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-098035   出願人:ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー
  • 特開平4-227274
  • 特開平4-227274
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