特許
J-GLOBAL ID:200903004240897394

におい評価方法及びにおい評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-074937
公開番号(公開出願番号):特開2007-248377
出願日: 2006年03月17日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】飲食品の環境変化や時間経過に伴う品質の劣化や変性などによるにおいの質の微妙な変化を把握して分かり易く表示する。【解決手段】目的においににおい質の相違するn種の添加においを混合したものを基準においとし、基準におい調製部2で添加においの濃度が複数段階に相違する基準においを調製する。この基準においをセンサセル4に導入し、m個のにおいセンサ5で検出信号を得て、その検出出力により形成されるm次元空間内に各基準においに対応するn本の評価基準軸を作成する。それから、目的においの質が変化した可能性がある評価対象においを同様にm個のにおいセンサ5で測定し、その測定点をm次元空間に位置付け、測定点とn本の評価基準軸との近さ度合いを求めて、それに基づきにおい質の変化を表す情報を作成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに異なる応答特性を有するm(mは2以上の整数)個のにおいセンサを具備するにおい測定装置を利用して、目的物質のにおいの質の変化を評価するにおい評価方法であって、 a)目的においに対しにおいの質が既知であるn(nは2以上の整数)種の添加においをそれぞれ混合したものを基準においとし、n種の基準においについてそれぞれ前記添加においの濃度を1乃至複数段階に調整したものを前記におい測定装置で測定することにより、前記m個のにおいセンサからの検出出力により形成されるm次元空間において各基準においにそれぞれ対応するn本の評価基準軸を位置付ける基準軸取得ステップと、 b)目的においが変化した又はその可能性がある評価対象においを前記におい測定装置で測定することにより前記m次元空間内に測定点を位置付け、該測定点と前記n本の評価基準軸との位置関係に基づいて目的においから評価対象においへのにおい質の変化を反映した情報を作成する評価ステップと、 を有することを特徴とするにおい評価方法。
IPC (1件):
G01N 27/12
FI (1件):
G01N27/12 A
Fターム (3件):
2G046AA01 ,  2G046DC18 ,  2G046EB01
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • におい測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-254975   出願人:株式会社島津製作所
  • におい特定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-192760   出願人:株式会社島津製作所, JFEスチール株式会社
  • におい識別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-209583   出願人:株式会社島津製作所
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