特許
J-GLOBAL ID:200903004398933932

産業車両の車体揺動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-112429
公開番号(公開出願番号):特開平11-301233
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 左右一対の駆動輪と従動輪を車体のロール方向の揺動を許容するように懸架するリンク機構が車両の旋回時にロック制御される産業車両において、従動輪が外輪となる車両の旋回時における駆動輪の接地圧の低下をなるべく小さく抑える。【解決手段】 左右で対をなす駆動輪3と補助輪4が、車体のロール方向の揺動を許容するように車体フレームに対してリンク機構20を介して懸架されている。補助輪4はリンク機構20を構成するキャスタリンク24にキャスタスプリング30を介して取付けられている。コントローラ55は、操舵角センサ52と車速センサ54の各検出値から演算した横加速度が設定値以上になると電磁切換弁47を閉弁させてダンパ44をロックする。補助輪4が外輪となる旋回方向のときには、キャスタスプリング30が所定長さにほぼ縮み切ったやや遅れたタイミングでダンパ44がロックされるように設定されている。
請求項(抜粋):
左右一対の駆動輪と従動輪が、車体のロール方向の揺動を許容するように、車体に対してリンク機構を介して懸架されている産業車両において、前記リンク機構をロックするための揺動規制機構と、車両の横加速度を測定する横加速度測定手段と、前記横加速度の測定値が設定値以上になると前記揺動規制機構を作動させて前記リンク機構をロックさせるロック制御を行なうとともに、前記従動輪が外輪となる車両の旋回方向のときにロックをしないか、そのロックのタイミングが、前記駆動輪が外輪となる車両の旋回方向のときのロックのタイミングより相対的に遅れるように設定されている制御手段とを備える産業車両の車体揺動制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/005 ,  B60G 3/00
FI (2件):
B60G 17/005 ,  B60G 3/00
引用特許:
出願人引用 (3件)

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