特許
J-GLOBAL ID:200903004644100180

電解質・電極接合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  鹿島 直樹 ,  田久保 泰夫 ,  大内 秀治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-339003
公開番号(公開出願番号):特開2009-163884
出願日: 2007年12月28日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
【課題】アパタイト型酸化物を電解質として有する電解質・電極接合体(MEA)において、酸化物イオン伝導性を向上させる。【解決手段】MEA10は、電解質12と、中間層18、20を介して該電解質12を挟持するように形成されたアノード側電極14及びカソード側電極16とを備える。中間層18、20は、酸化物イオン伝導について等方性を示す物質からなり、その厚みは、電解質12の端面の算術平均粗さをRaとするとき、Raの2〜250倍の範囲内であり、且つ前記電解質の厚みの1/10000〜1/50の範囲内、好適には5μm以下、より好適には5nm〜1μm、より一層好適には500nm以下(例えば、50〜200nm)に設定される。さらに、隣接する気孔29、29同士の離間距離は、5μm以下であることが好ましい。【選択図】図3
請求項(抜粋):
アノード側電極及びカソード側電極の双方で電解質を挟むようにして構成され、且つ前記カソード側電極と前記電解質の間、又は前記アノード側電極と前記電解質との間の少なくともいずれか一方に中間層が介装された電解質・電極接合体であって、 前記電解質が、酸化物イオンが移動する面もしくは方向を有する単結晶であるか、又は、酸化物イオンが移動する面もしくは方向に配向された多結晶からなり、且つ前記面又は前記方向が厚み方向に沿うように形成されたアパタイト型酸化物であり、 前記中間層は、酸化物イオン伝導が等方性を示すとともに前記電解質に比して伝導率が低い物質からなり、 前記中間層の厚みは、前記電解質の端面の算術平均粗さをRaとするとき、Raの2〜250倍の範囲内であり、且つ前記電解質の厚みの1/10000〜1/50の範囲内であることを特徴とする電解質・電極接合体。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M8/02 E ,  H01M8/02 K ,  H01M8/12
Fターム (6件):
5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026EE13 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05 ,  5H026HH06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)

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