特許
J-GLOBAL ID:200903004758730990
無線通信装置及び無線通信方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
宮田 正昭
, 山田 英治
, 澤田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-005597
公開番号(公開出願番号):特開2006-197132
出願日: 2005年01月12日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】 OFDM伝送を行なうMIMO通信システムにおいて、ローカルオシレータの誤差による周波数誤差並びに位相雑音に起因する性能劣化を解決する。【解決手段】 MIMOチャネル毎にFFTの値の周波数領域のデータ中のパイロット・サブキャリアから位相回転量を観測するが、1OFDMシンボル目の位相回転の見積もり時には、各MIMOチャネルでの測定結果を統合しないことにより、時分割で送られたリファレンス信号に印加される不均一な位相雑音の影響を取り除く。2シンボルOFDM目以降は、MIMOチャネル毎の位相回転量の観測値を統合することで、よりノイズに耐性のある位相回転量を得る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のアンテナを用いて受信した信号を合成して複数の論理チャネルの合成信号に分離する無線通信装置であって、
各アンテナによる受信信号を合成して複数の論理チャネルの合成信号に空間分離する空間分離部と、
前記空間分離部により分離された合成信号に基づいて、論理チャネル毎の位相回転量を観測する位相回転量観測部と、
論理チャネル毎に見積もられた位相回転量に基づいて各論理チャネルに対して適用すべき位相補償量を決定する位相補償量決定部と、
決定された位相補償量を用いて各論理チャネルの合成信号の位相を補償する位相補償処理部を備え、
前記位相補償量決定部は、1回目の位相回転の見積もり時には、各論理チャネルでの位相回転の観測結果を統合せずに、各論理チャネルの観測結果に基づいて論理チャネル毎の独立した位相補償量をそれぞれ決定し、2回目以降の位相補償の見積もり時には、各論理チャネルでの位相回転の観測結果を統合してすべての論理チャネルに共通の位相補償量を決定する、
ことを特徴とする無線通信装置。
IPC (5件):
H04J 15/00
, H04B 7/04
, H04B 7/08
, H04B 7/12
, H04J 11/00
FI (5件):
H04J15/00
, H04B7/04
, H04B7/08 D
, H04B7/12
, H04J11/00 Z
Fターム (12件):
5K022DD01
, 5K022DD13
, 5K022DD18
, 5K022DD19
, 5K022DD33
, 5K022DD43
, 5K022FF00
, 5K022FF01
, 5K059CC01
, 5K059CC06
, 5K059DD31
, 5K059DD32
引用特許: