特許
J-GLOBAL ID:200903004978979794

測定信号処理装置、核磁気共鳴装置及び核磁気イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鈴江 武彦 ,  和田 祐造 ,  須田 浩史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-125379
公開番号(公開出願番号):特開2006-296864
出願日: 2005年04月22日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】 測定対象への高周波照射によって検出された検出信号に含まれる減衰成分を補正することができる核磁気共鳴装置に適用される測定信号処理装置及びこの測定装置を備えた核磁気共鳴装置並びに核磁気イメージング装置を提供するにある。【解決手段】 測定対象物、トレーサーの種類及び流れの種類に基づき、実測に基づいた或いはモデルによって推定された流入関数及び流出関数を決定して測定対象物の部位における磁縦磁化強度の変化を表現した漸化式からcosθ減衰の影響を補正する為の行列を演繹し、その行列を用いて測定信号に含まれるcosθ減衰補正を実現する測定信号処理装置である。行列は、測定信号処理装置に入力される流入関数及び流出関数を決定するパラメータによって選択され、この測定信号処理装置に入力される検出信号が行列式を利用して補正される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
測定対象に連続的にトレーサーが含有された流体が流入する測定対象部位から検出された核磁気共鳴信号が入力される入力部と、 前記測定対象部位、前記トレーサーの種類及び前記流体の種類に依存する流入関数及び流出関数を実測或いはモデル推定により指定する関数指定部と、 前記流入関数及び流出関数の影響を考慮した前記測定対象部位における縦磁化強度の変化を表現した漸化式に基づき、フリップ角θを変数とするcosθ減衰を実質的に補正する補正行列を演繹する演算部と、 前記入力部からの前記核磁気共鳴信号を前記補正行列で補正して補正核磁気共鳴信号を出力する出力部と、 を具備することを特徴とする測定信号処理装置。
IPC (1件):
A61B 5/055
FI (2件):
A61B5/05 374 ,  A61B5/05 383
Fターム (6件):
4C096AA11 ,  4C096AA13 ,  4C096AB41 ,  4C096AB44 ,  4C096AD12 ,  4C096DA04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特表特許公報 2002-539880
  • 公開特許公報 平1-160540
審査官引用 (6件)
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