特許
J-GLOBAL ID:200903004987819538
振動型角速度センサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-229629
公開番号(公開出願番号):特開2006-047144
出願日: 2004年08月05日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 基本波に重畳する奇数時の高調波成分を効果的に減衰させることができ、ひいては高調波によるゼロ点変動等の影響を受けにくい振動型角速度センサを提供する。【解決手段】 振動型角速度センサにおいて、基本波を同期検波する主同期検波回路22とは別に、主同期検波回路22では除去不可能な、前記基本波に重畳する奇数次高調波を選択的に抽出する高調波同期検波回路68を設けた。そして、主同期検波回路22からの主検波波形から、高調波同期検波回路68が抽出した奇数次高調波検波波形を用いて残留奇数次高調波成分を減少させる信号処理を行う。これにより、基準周波数の同期検波では除去しきれない奇数次高調波成分を効果的に減衰させることができ、ひいては角速度信号のゼロ点変動などの弊害を防止することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
予め定められた基準方向に振動する振動子と、
該振動子を一定の基準周波数にて駆動する振動駆動部と、
前記振動子に角速度が加わるに伴い、前記基準方向と交差するように定められた角速度検出方向への振動成分を、原検出振動波形として生成する原検出振動波形生成部と、
前記基準周波数と同一周波数を有する主検波クロック信号を用いて、前記原検出振動波形から前記基準周波数を有する基本波成分を、奇数次高調波成分が残留した主検波波形として同期検波する主同期検波回路と、
前記基準周波数の3倍以上の奇数倍周波数を有する高調波検波クロック信号を用いて、前記原検出振動波形から該高調波検波クロック信号に対応する周波数の奇数次高調波成分を選択的に同期検波する高調波同期検波回路と、
前記高調波同期検波回路による奇数次高調波検波波形を用いて、前記主検波波形の残留奇数次高調波成分を減少させる信号処理を行う信号処理部と、
を備えたことを特徴とする振動型角速度センサ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
2F105AA02
, 2F105BB03
, 2F105BB08
, 2F105CC04
, 2F105CD03
, 2F105CD05
, 2F105CD11
引用特許:
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