特許
J-GLOBAL ID:200903005176666703

液体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-364937
公開番号(公開出願番号):特開2001-219556
出願日: 2000年11月30日
公開日(公表日): 2001年08月14日
要約:
【要約】【課題】 変形駆動されない圧力発生室に対応するノズル開口のメニスカス振動を効果的に抑え、液体滴をより安定に吐出させることのできる液体噴射装置を提供すること。【解決手段】 圧力発生室3は、周期THのヘルムホルツ共振周波数を有する。駆動信号は、圧力発生室3を膨張させるための第1の信号要素と、膨張状態にある圧力発生室3を収縮させるための第2の信号要素と、液体滴吐出後に圧力発生室3を第1の信号要素が出力される前の状態まで膨張させる第3の信号要素と、を有する。第1の信号要素の出力開始時から第2の信号要素の出力開始時までの経過時間、及び、第2の信号要素の出力開始時から第3の信号要素の出力開始時までの経過時間が、ヘルムホルツ共振周波数の周期THと実質的に等しい。また、第1の信号要素の振幅と第3の信号要素の振幅との和が、第2の信号要素の振幅と実質的に等しい。
請求項(抜粋):
容積が可変であって液体が供給されると共にノズル開口に連通する内部空間と、周期THのヘルムホルツ共振周波数と、を有する圧力発生室と、圧力発生室を膨張させるための第1の信号要素と、膨張状態にある圧力発生室を収縮させてノズル開口から液体滴を吐出させるための第2の信号要素と、液体滴吐出後に圧力発生室を第1の信号要素が出力される前の状態まで膨張させる第3の信号要素と、を有する駆動信号を発生させる信号発生手段と、駆動信号に基づいて圧力発生室を膨張及び収縮させる圧力発生手段と、を備え、第1の信号要素の出力開始時から第2の信号要素の出力開始時までの経過時間が、ヘルムホルツ共振周波数の周期THと実質的に等しくなるように設定されており、第2の信号要素の出力開始時から第3の信号要素の出力開始時までの経過時間も、ヘルムホルツ共振周波数の周期THと実質的に等しくなるように設定されており、第1の信号要素の振幅と第3の信号要素の振幅との和が、第2の信号要素の振幅と実質的に等しくなるように設定されていることを特徴とする液体噴射装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (6件):
2C057AF22 ,  2C057AF40 ,  2C057AG12 ,  2C057AR08 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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