特許
J-GLOBAL ID:200903005413507437

パワーウィンドスイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203281
公開番号(公開出願番号):特開平10-025963
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 車載用のパワーウィンドスイッチ装置に係り、車窓への手指の挟み込み検出するためのしきい値を高くすることなく、悪路走行時に使用しても誤検出することが少なく、また、挟み込み検出荷重を低くでき、挟まれ時の痛みを和らげることができるようにする。【解決手段】 始動から一定時間毎のパラメータの変動量により悪路走行状態の誤検出の可能性のある状態と、通常走行状態とを判別し、悪路走行状態と判定すると挟まれ検出しきい値を上げ、通常走行状態と判定すると挟まれ検出しきい値を下げるようにしたので、悪路走行時に使用しても、挟み込み発生と誤検出するようなことが少なくなる。また、挟み込み発生時の検出荷重が小さくなるので、手指が挟まれた時に感じる痛みを和らげることができる。
請求項(抜粋):
車窓の上下駆動を指示する操作スイッチと、車窓を上下駆動するモータと、前記操作スイッチからの指示情報をもとに前記モータに動作指令を与えると共に、該モータの電流等のパラメータ変化値を取り込みモータ動作を制御するコントローラとを備えたパワーウィンドスイッチ装置において、前記コントローラは、一定の時間内の前記パラメータ変化値を検出するパラメータ変化値検出手段と、前記パラメータ変化値と通常走行状態か通常走行状態以外の悪路走行状態かを判別するための悪路判定用しきい値とを比較し、前記パラメータ変化値が前記悪路判定用しきい値より小さいとき、通常走行状態と判定し、前記パラメータ変化値が前記悪路判定用しきい値以上のとき、悪路走行状態であると判定する判定手段と、前記判定手段により通常走行状態であると判定されたとき、車窓に手指等の挟み込みが生じたか否かを判断するための挟み込み検出用しきい値を下げ、前記判定手段により悪路走行状態であると判定されたとき、前記挟み込み検出用しきい値を上げるしきい値変更手段と、前記パラメータ変化値と前記しきい値変更手段により変更された挟み込み検出用しきい値とを比較し、前記パラメータ変化値が前記挟み込み検出用しきい値より小さいとき挟みこみ状態ではないと判断し、前記パラメータ変化値が前記挟み込み検出用しきい値以上になったとき、挟みこみ発生と判断する判断手段と、前記判断手段により挟み込み発生と判断されたとき、前記モータの駆動を停止し、又は逆転させる制御手段とを備えたことを特徴とするパワーウィンドスイッチ装置。
IPC (3件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/17
FI (3件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/00 C ,  B60J 1/17 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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