特許
J-GLOBAL ID:200903005642299309

母材条件の異なる金属材の溶接部圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-242806
公開番号(公開出願番号):特開2003-053408
出願日: 2001年08月09日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】先行金属材と後行金属材とを溶接し、後行金属材あるいは先行金属材の先端部にクリップを入れた場合にも、その溶接部及びクリップ部において板厚の設定値と板厚の実績値との差を少なくしかつ張力変動を小さくする母材条件の異なる金属材の溶接部圧延方法を提供する。【解決手段】先行金属材1aとこれよりも幅の広い後行金属材1bとを溶接した場合、走間板厚変更区間3の圧延に際しては、板幅に基づく圧下位置の設定を先行金属材1aの板幅aに固定して設定するとともに、板厚及び板質に基づく圧下位置の設定を後行金属材1bの板厚及び板質に変更して設定する。走間板厚変更区間3の終端点3bからクリップ2の終端点2bに至るまでの区間の後行金属材1bの圧延に際しては、板幅に基づく圧下位置の設定を後行金属材1bの板幅bに変更して設定するとともに、板厚及び板質に基づく圧下位置の設定を後行金属材1bの板厚及び板質に固定して設定する。
請求項(抜粋):
先行金属材の尾端部と該先行金属材よりも幅の広い後行金属材の先端部とを溶接し、該後行金属材の先端であって幅方向両側に板幅差分のクリップを入れ、前記先行金属材と後行金属材との溶接部を走間板厚変更を伴って圧延機で圧延するに際し、前記先行金属材及び前記後行金属材の走間板厚変更区間の圧延に際しては、板幅に基づく圧下位置の設定を前記先行金属材の板幅に固定して設定するとともに、板厚及び板質に基づく圧下位置の設定を前記先行金属材の板厚及び板質から前記後行金属材の板厚及び板質に変更して設定し、前記走間板厚変更区間の終端点から前記クリップの終端点に至るまでの区間の前記後行金属材の圧延に際しては、板幅に基づく圧下位置の設定を前記先行金属材の板幅から前記後行金属材の板幅に変更して設定するとともに、板厚及び板質に基づく圧下位置の設定を前記後行金属材の板厚及び板質に固定して設定することを特徴とする母材条件の異なる金属材の溶接部圧延方法。
IPC (3件):
B21B 37/26 ,  B21B 37/00 136 ,  B21B 37/00 BBN
FI (3件):
B21B 37/00 136 B ,  B21B 37/00 114 ,  B21B 37/00 BBN
Fターム (5件):
4E024AA07 ,  4E024AA08 ,  4E024BB02 ,  4E024BB03 ,  4E024CC01
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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