特許
J-GLOBAL ID:200903005766314225

列車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-090016
公開番号(公開出願番号):特開2008-253034
出願日: 2007年03月30日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】GPS受信機の健全性を確認すると共に列車の走行位置を高精度で検知して速度制御を行う。【解決手段】GPS受信機5aから出力する位置情報P1(x1,y1)とGPS受信機5bから出力する位置情報P2(x2,y2)に基づいて算出した距離Lと車両1aの前後に設置したGPSアンテナ3a,3bの設置間隔Lとを比較して一致するか否を判定してGPS受信機5a,5bの異常の有無を検出する。2台のGPS受信機5a,5bから出力する位置情報に基づいて算出した車両の走行位置と走行方向とを制御情報記憶部6に記憶した速度制限区間の位置情報と制限速度情報と照合して車両1の制限速度を決定して車両1の速度を精度良く制限速度以下に制御する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
2台のGPSアンテナと車上装置を有し、 前記2台のGPSアンテナは、一定間隔をおいて車両の前後に設置され、 前記車上装置は、2台のGPS受信機と制御情報記憶部と距離算出部と距離判定部と列車位置決定部と制限速度決定部と速度制御部及び速度検出部を有し、 前記2台のGPS受信機は、前記2台のGPSアンテナから入力する信号により緯度・経度信号を位置情報として逐次出力し、 前記制御情報記憶部には前記2台のGPSアンテナの設置間隔と車両が走行する区間の状況に応じて定めた各速度制限区間の位置情報と、速度制限区間毎の制限速度情報があらかじめ格納され、 前記距離算出部は前記2台のGPS受信機から出力される位置情報を入力し、前記2台のGPSアンテナ間の距離を算出し、 前記距離判定部は、前記距離算出部で算出した2台のGPSアンテナ間の距離を前記制御情報記憶部に記憶した前記2台のGPSアンテナの設置間隔と比較し、算出した距離が設置間隔と一致している場合、前記2台のGPS受信機が正常に動作していると判定し、算出した距離が設置間隔と一致していない場合、前記2台のGPS受信機のいずれか一方又は両方に異常が生じたと判定し、 前記列車位置決定部は、前記距離判定部で2台のGPS受信機が正常に動作していると判定すると、車両の前方に設置したGPS受信機から出力される位置情報を車両の走行位置と決定し、 前記制限速度決定部は、前記列車位置決定部で決定した走行位置と前記制御情報記憶部に記憶した速度制限区間の位置情報により制限速度を決定し、前記距離判定部で前記2台のGPS受信機に異常が生じたと判定したとき、最低制限速度を決定することを特徴とする列車制御装置。
IPC (3件):
B60L 15/40 ,  B61L 23/14 ,  B61L 25/02
FI (3件):
B60L15/40 D ,  B61L23/14 Z ,  B61L25/02 G
Fターム (24件):
5H115PA08 ,  5H115PC02 ,  5H115PG01 ,  5H115PI01 ,  5H115QN03 ,  5H115QN06 ,  5H115SE10 ,  5H115SF06 ,  5H115SF27 ,  5H115SJ09 ,  5H115TB03 ,  5H115TD02 ,  5H115TR06 ,  5H115TR08 ,  5H115TR17 ,  5H115TZ08 ,  5H161AA01 ,  5H161BB02 ,  5H161BB06 ,  5H161CC04 ,  5H161DD21 ,  5H161EE07 ,  5H161GG04 ,  5H161GG23
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (10件)
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