特許
J-GLOBAL ID:200903006050588428

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野田 雅士 ,  杉本 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-239009
公開番号(公開出願番号):特開2007-051750
出願日: 2005年08月19日
公開日(公表日): 2007年03月01日
要約:
【課題】 回転検出用の被検出部または検出部が設けられたパルサリングやセンサキャップ等の支持用部品を嵌合させた軸受構成部材につき、疲れ強さや硬度の向上により、自動車の旋回時等の高応力が繰り返し作用し変形する場合でも、クリープの発生による摩耗を抑制することができて、異常検出が抑制できる車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 内輪15と外輪となる外方部材2とを備えた外輪回転型の車輪用軸受装置において、外方部材2のインボード側の端部外周にパルサーリング41を取付ける。外方部材2のパルサーリング41が嵌合する部分の表面を非標準組織の部分30とする。非標準組織は、微細フェライト・パーライト組織、上部ベイナイト組織、下部ベイナイト組織、焼戻マルテンサイト組織のうちのいずれか、もしくは少なくともこれらの組織のうちの2種類以上の混合組織とする。内輪回転型の車輪用軸受装置では、外輪のセンサキャップの嵌合部を非標準組織の部分とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複列の転動体を介して互いに回転自在な内方部材および外方部材を有し、前記外方部材の周面に、回転検出用の被検出部または検出部が設けられた支持用部品を嵌合させる車輪用軸受装置において、 前記支持用部品を嵌合させる外方部材が鋼材の熱間鍛造品であってその母材部分が標準組織であり、前記外方部材の前記支持用部品を嵌合させる面が非標準組織の部分とされ、前記非標準組織が、微細フェライト・パーライト組織、上部ベイナイト組織、下部ベイナイト組織、焼戻マルテンサイト組織のうちのいずれか、もしくは少なくともこれらの組織のうちの2種類以上の混合組織であることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (3件):
F16C 33/62 ,  F16C 19/18 ,  F16C 41/00
FI (3件):
F16C33/62 ,  F16C19/18 ,  F16C41/00
Fターム (12件):
3J101AA03 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA70 ,  3J101DA09 ,  3J101EA02 ,  3J101FA25 ,  3J101FA35 ,  3J101GA02 ,  3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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