特許
J-GLOBAL ID:200903006101859227

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-091433
公開番号(公開出願番号):特開2004-300930
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】アシストスプリング6の延長部61とブッシング7に設けたばね端挿通溝75との干渉を有効に防止でき、ブッシング7を焼結金属で形成することが容易となるバルブタイミング調整装置10の提供にある。【解決手段】シューハウジング1とベーンロータ2との間には、ベーンロータ2を進角側へ付勢するアシストスプリング6が設けられ、その延長部61がシューハウジング1に固着した係合ピン8に係合し、延長部62がベーンロータ2に係合している。アシストスプリング6は、延長部61が挿通するばね端挿通溝75が形成されたブッシング7に収容されている。係合ピン8は、テーパー部83を有し、延長部61はテーパー部83に係合しフロント側に付勢されているため、捩じられてもブッシング7とばね端挿通溝75との干渉が防止できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸からバルブを開閉駆動する従動軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられ、前記駆動軸の回転に対して前記従動軸の回転に位相差を生じさせるバルブタイミング調整装置であって、 前記駆動軸または従動軸の一方とともに回転し、前面に中央開口を有するとともに内部に凹部が設けられたシューハウジングと、 前記駆動軸または従動軸の他方とともに回転し、前記シューハウジング内に同軸的に収容され、前端部が前記中央開口から前方に突き出たブッシングが前面に固着されるとともに、前記凹部を進角室と遅角室とに区画するベーンを備えたベーンロータと、 前記ブッシング内に収容され、外方に延長された延長部である前端が、前記ブッシングの前端部に設けたばね端挿通溝を挿通して前記シューハウジングの前面に固着した係合ピンに係合し、後端が前記ベーンロータあるいはベーンロータと一体に回転する部材に係合して、前記シューハウジングに対して前記ベーンロータを進角側あるいは遅角側へ付勢する捩じりコイルばねとを備えたバルブタイミング調整装置において、 前記係合ピンに、前記延長部の後方への変位を阻止するばね端保持機構を付設したことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L1/34
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (10件):
3G018BA33 ,  3G018CA09 ,  3G018CA20 ,  3G018DA25 ,  3G018DA73 ,  3G018DA81 ,  3G018DA85 ,  3G018EA31 ,  3G018GA14 ,  3G018GA17
引用特許:
審査官引用 (4件)
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