特許
J-GLOBAL ID:200903006435862270

車両用電気機器装置の保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127688
公開番号(公開出願番号):特開平10-315849
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 バッテリの逆接時にヒューズを溶断せずに、車両用電気機器装置を保護することを目的とする。【解決手段】バッテリ1の極性が逆に取り付けられたときには、MOSトランジスタ21のドレインーソース間の耐圧(MOSトランジスタ21内に形成される寄生ダイオードの耐圧)にて放電灯装置100への逆電圧印加を遮断する。これにより、ヒューズ50には過電流が流れないので、ヒューズ50の溶断を未然に防止できる。イグニッションスイッチIGがオフした直後には、アース端子1bの正極性の大きな電圧が発生し、電源端子1aに負極性の大きな電圧が発生する。しかし、この際、コンデンサ19に充電された電荷によって、MOSトランジスタ21のゲートにはゲート電圧が印加されるので、MOSトランジスタ21は強制的に導通状態にされる。
請求項(抜粋):
車両に搭載された直流電源(1)から電力を得ることで、車両用電気機器(100)が作動する車両用電気機器装置の保護装置であって、前記直流電源(1)の正極側にゲートが接続されると共に、前記直流電源(1)のアース側にソースおよびドレインが接続されるMOSトランジスタ(21)を有し、前記直流電源(1)の極性が逆に取り付けられたときには、前記MOSトランジスタ(21)のドレイン-ソース間の耐圧にて前記車両用電気機器(100)への逆電圧の印加を遮断するようになっており、車両のイグニッションスイッチがオフされることで、前記直流電源(1)の正極側に負極性の逆電圧が発生したときでも、前記MOSトランジスタ(21)を導通状態とする導通手段(19)を有することを特徴とする車両用電気機器装置の保護装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-026632   出願人:松下電工株式会社
  • 突入電流防止回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-213746   出願人:日本電装株式会社
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-166358   出願人:松下電工株式会社
審査官引用 (2件)
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-026632   出願人:松下電工株式会社
  • 突入電流防止回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-213746   出願人:日本電装株式会社

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