特許
J-GLOBAL ID:200903006489129926

PLL回路及び転送データ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-279093
公開番号(公開出願番号):特開平9-130237
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 スキューの引込応答や自走発振状態からの引込応答に対して高速引込みが可能なPLL回路及びそれを用いた映像信号のA/D変換処理や文字加算処理などを行う転送データ信号処理装置を提供する。【解決手段】 基準信号のN倍の周波数で発振する可変発振器101の出力信号を分周器111により基準信号のL倍(L<N)の周波数にまで分周する。第1の位相比較器115により基準信号と該分周信号121との位相を基準信号をタイミングとして比較して前記分周信号121の位相と基準信号の位相とが合うように可変発振器101を制御するとともに、周波数検出器109により前記分周信号121の周波数が所定の周波数となるように可変発振器101を制御する。また、第2の位相比較器112により前記分周信号121の正規位相に対して逆の位相でロックしたことを検出した場合に、信号選択切換回路107により前記分周信号121の位相を反転させた分周信号122を前記第1の位相比較器115に入力させるようにした。
請求項(抜粋):
入力基準信号のN倍の周波数で発振可能でかつ制御信号に従ってその発振周波数が制御される可変発振器と、該可変発振器の出力信号を1/M分周(Mは、M≧2の整数)して前記基準信号のL倍(Lは、L≧2の整数)の近傍の周波数の分周信号を出力する分周器と、前記基準信号と前記分周信号を受けてそれらの位相比較を、前記基準信号をタイミングとして前記分周信号の1周期より小さい時間内にて行ない、それら基準信号と分周信号との位相差に対応した位相誤差信号を出力する位相比較器と、前記可変発振器の出力信号または該出力信号を分周した信号のいずれかを所定期間ごとに計数し、それら可変発振器の出力信号または該出力信号の分周信号の正規の周波数からのずれに対応した周波数誤差信号を出力する周波数検出器と、該周波数検出器から出力される周波数誤差信号と前記位相比較器から出力される位相誤差信号とを加算する加算器と、前記周波数検出器で特定の周波数計数結果が得られた時に前記位相比較器から前記加算器に位相誤差信号が供給される動作を停止する回路機能と、前記加算器から出力される信号に応じて前記可変発振器の発振周波数を制御する可変発振器制御信号を生成し、該可変発振器制御信号を前記可変発振器に供給するフィルタとを有することを特徴とするPLL回路。
IPC (3件):
H03L 7/087 ,  G06F 1/12 ,  H03M 1/12
FI (3件):
H03L 7/08 P ,  H03M 1/12 C ,  G06F 1/04 340 Z
引用特許:
審査官引用 (20件)
  • 位相同期ループ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-295755   出願人:株式会社東芝
  • ドットクロック発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-256086   出願人:ローム株式会社
  • 特開昭61-281694
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